今では通いたくても通えない広告学校、
そこで講師を務めたクリエーティブディレクター
伊藤直樹氏の講義録です。
しゃべり言葉をそのまま文章にしているので、スイスイ読めました。
とりあえず新聞広告を打つ、CMを流す。
といった広告キャンペーンのありかたが
変わりつつある(と肌で実感するなぁ)今、
広告コミュニケーションの次なるカタチを実現し
世界での賞賛を浴びている伊藤氏の考えは、
業界関係者にはシゲキかヤッカミを、
若者には希望を与えるんじゃないでしょうか。
ちょっと驚いたのは、この種の講義では珍しく
企画といっしょに「見積もり」も提出させること。
(例:ナイキのキャンペーンを考えよ、予算3億)
アイデアを「面白かったねぇ」と会議室で終わらせることなく
世の中で成立させる実現力の重要性を感じます。
「仕掛けではなく、表現でしか、メッセージは伝わらない。」
当たり前だけど、ついつい忘れがちになってしまうことを
口を酸っぱくして説いているのも印象的でした。
あと、プレスリリースを大切な表現物のひとつと考えるところが、
インテグレートって感じました。