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「人間嫌い」の言い分 (光文社新書)
 
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「人間嫌い」の言い分 (光文社新書) [新書]

長山 靖生
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (19件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

「群れ」から離れれば、自由に生きられる。「ニート」「うつ」時代の解答

「人間嫌い」というのは、いくらか偽悪的な言い方だが、仲間に甘い顔をせず、自分の信念を押し通す人間は、日本社会ではこう呼ばれる。それが現実である。それなら、人間嫌いでいいではないかというのが、まず私の出発点だった。そうやって「人間嫌い」を標榜してみると、意外とこれがけっこう楽しい。少なくとも楽である。
友達がいないと不便かもしれないが、別に恥ずかしくはない。恥ずべきは自分がいないことである。自分がいてこそ、はじめて本当に他者とかかわれる。(「あとがき」より)
変わり者の多かったあまたの文士の生き方などを引きながら、煩わしい人間関係や世間との距離の取り方を説く。

◎人間嫌いは「問題」か「解答」か
「みんなと同じ」は、そんなにいいことなのか。みんなで赤信号を渡ってばかりきたから、今の日本はこのような状況になってしまったのではないか。
 人間嫌いを悪いものだとばかり考えず、もっとポジティブに評価してもいいのではないか。思うに人間嫌いは「問題」ではなく、世知辛い世の中の軋轢を適当に緩和する「解答」であるかもしれない。(「まえがき」より)

内容(「BOOK」データベースより)

「人間嫌い」というのは、いくらか偽悪的な言い方だが、仲間に甘い顔をせず、自分の信念を押し通す人間は、日本社会ではこう呼ばれる。それが現実である。それなら、人間嫌いでいいではないかというのが、まず私の出発点だった。そうやって「人間嫌い」を標榜してみると、意外とこれがけっこう楽しい。少なくとも楽である。友達がいないと不便かもしれないが、別に恥ずかしくはない。恥ずべきは自分がいないことである。自分がいてこそ、はじめて本当に他者とかかわれる。変わり者の多かったあまたの文士の生き方などを引きながら、煩わしい人間関係や世間との距離の取り方を説く。

登録情報

  • 新書: 225ページ
  • 出版社: 光文社 (2004/10/16)
  • ISBN-10: 4334032737
  • ISBN-13: 978-4334032739
  • 発売日: 2004/10/16
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (19件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 257,272位 (本のベストセラーを見る)
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19 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
集団行動が苦手だったり、本音と建て前を使い分けることにうんざりしている人に、是非とも読んでいただきたい一冊です。

第一章『人間嫌いの世界観』から第四章『友達がこわい』までは、大変読み応えがあります。「人間嫌い」の分析力が光ります。
ただ、第六章『人間嫌いの喧嘩作法』以降は、「人間嫌い」という本書のテーマとはかなりかけ離れており、あまり読み応えはありませんでした。
よって、星は3つにしました(本当は、星5つにしたかったけど)。

このレビューは参考になりましたか?
16 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ぷりうす トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
「偏屈」「ネクラ」「空気が読めない」としてとかく嫌われがちな「人間嫌い」な人々。人付き合いがよい「つるみ系」の人たちとの対比からその本質を分析し、積極的(?)な「人間嫌い」ライフを提言しています。

自分にもどこか「人間嫌い」というか、べたべたした関係と距離を取りたいところがあり、周囲の「友達が多い」人に比べていいようのない劣等感を感じることもありましたが、本書を読んで「こういう考えもあるのか」と妙に気分が楽になりました。

「人間嫌い」な人こそ、他人や強者の意見によらず自らの考えに依って生きることのできる「近代的自我」を持った自由人なのです。

ただし、人間嫌いライフを送るためには、まず自分が「人間嫌い」であることの「自覚と覚悟」がないとダメ(世間の風は冷たい。)ですし、「人間嫌い」としての人生を全うするための経済的基盤も必要です。(隠遁するにもカネが要ります。著者は、歯医者さんとの二足のわらじ生活をしていますし)

本書を参考に「人間嫌い」の偉大な先人(変人?)たちの人生に学びながら、積極的な「人間嫌い」ライフを楽しみましょう。なお、本書の論旨からは、ちょっと寄り道的ですが「かぐや姫症候群」のお話は結構面白いです。

このレビューは参考になりましたか?
64 人中、59人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
引きこもり青年が家族を殺した、とか陰惨な事件が起きると、マスコミは「だから他人とつき合えない根暗なやつはダメなんだ」とばかりの論調を言いつのります。私もどちらかというと根暗で人付き合いの苦手なほうですので、こういう論調を聞くと後ろ暗く思う。

しかし、そうなのか? 明るくて人とつるむのは、そんなに偉いことなのか?
本書は「人間嫌い」「人付き合い苦手」を公言する著者によって、「いいや、人間嫌いこそ正直なんだ。誰かとつるまずに生きるんだ」と世間に反論するマニフェストです。漱石、会津八一、内田百といった人間嫌いの先駆者から学び、人と馴れ合わない、融通の利かない正直な生き方を模索します。
バブルを作り弾けさせ、不良債権を処理せず日本を窮地に追い込んだのは、実はつるみ系の、人付き合いのいい人たちが「気を利かせて」きた結果なんじゃなかろうか。誰かが正直に「不良債権は処理しないと」と言わないと、日本はもうダメでしょう。誰が言うのか。それは、馴れ合わない、人とつるまない、杓子定規な「人間嫌い」しかいないでしょ。時代は人間嫌いを必要としている、んです。

根暗でもいい。堂々と偏屈に生きよう。ということで。

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