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「人口減少経済」の新しい公式―「縮む世界」の発想とシステム
 
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「人口減少経済」の新しい公式―「縮む世界」の発想とシステム [単行本]

松谷 明彦
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (30件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

日経BP企画

「人口減少経済」の新しい公式
 「人口減少社会」のあり方を研究する著者は、今後仮に出生率がかなり向上したとしても、人口の減少、特に労働力人口の大幅な減少は避けられないと指摘する。しかしこの傾向は、「経済規模のわりには貧しい国民生活」という日本が抱えてきた根本問題を解決する好機であると言う。

 人口減少社会の下では、生活者は自分自身で生涯を設計し、それに基づいて消費と貯蓄、労働と余暇の計画的配分を心がけるという新たなライフスタイルへ移行すると指摘。そのために我々は何をなすべきかを論じていく。

 まずは冷静に現状を分析する。これから半世紀で日本人の人口は4000万人減少するという予測や、労働人口の構成比の推移などを示し、経済成長率が最低となる時代を具体的に描く。しかし、これらを見越したうえで「人口減少経済」のメカニズムを理解すれば、企業や地域社会が生き残る方策は必ずあるというのが著者の主張である。キーワードは「スリム化」と「多様化」だ。生産の機械化などによる省力化は根本解決にはならないとし、必要なのは売上高の拡大ではなく、多様な付加価値を、多様な個人に提供できる「付加価値率の向上」であるとする。政府や地方自治体に対しても、早急なスリム化の必要性を訴えている。


(日経ビジネス 2004/07/12 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)

出版社/著者からの内容紹介

戦後日本が初めて経験する人口減少は、経済社会に規模縮小にとどまらない多様な変化をもたらす。人口増加のエネルギーを失った日本が向う先は? 個人の生活から企業経営、政策まで、縮む世界の発想と行動様式を示す。

登録情報

  • 単行本: 250ページ
  • 出版社: 日本経済新聞社 (2004/05)
  • ISBN-10: 4532350956
  • ISBN-13: 978-4532350956
  • 発売日: 2004/05
  • 商品の寸法: 19 x 13.4 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (30件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 187,468位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
大学のゼミナールで本書を取り上げ、輪読したが、学生のほとんどが「期待はずれ」との読後感を得た。以下にゼミで指摘された本書の問題点を列挙する。
1.推計方法等を記した補論や参考文献リストがなく、専門書として読めないことが、最大の欠点。
2.将来人口の推計方法について、「封鎖人口」と「推計人口」との”中間”を取ったとしか記述がなく、信頼性に欠ける。また、封鎖人口という非現実的な人口動態を採用する根拠が不明。
3.国立社会保障人口問題研究所の推計人口を「信頼できない」としているが、根拠が不明。本書では社人研の推計人口と大きく乖離した数値を用いて議論しているが、仮に社人研の推計に妥当性があるとすると、本書の結論のほとんどが支持されない。
4.人口動態のみならず、経済動態についても閉鎖システムを仮定しており、たとえば国際資本移動のダイナミクスを全く考慮していない。
5.マクロ経済学の常識では理解できない記述が散見される。「労働力率の減少」→「日本経済の縮小」という、短絡的にすぎる図式が貫かれている。
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形式:単行本
日本でまもなく起こるであろう人口減少と高齢化についての新しい見方を示した画期的な本である。この手の本は意外と多く出版されているが、類書にはない斬新な見方(移民政策は意味がないとか)は、高齢化に関する新たな知識が得られるとともに、頭の体操にもなる。よっていい本である。ただ、気になったのは、技術進歩などによる労働生産性の上昇は先進国ではほぼ一定であるとの見方。データが米国のIT革命以前までしかなかったような気がしたが、個人的な印象では、IT革命で米国はバブルといわれるくらい急激、かつ、他国を凌駕する労働生産性の上昇が実現したと思うのだが。もし、そうだとすれば、労働生産性を飛躍的に高めるなにかが日本にも残っているのでは。これを探すのが、日本の経済学者の今後の一番の仕事だと思う。
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形式:単行本
最近でこそみんな気づいてきたが、つい4~5年前まで、例えば不動産の購入にしても「もうじき日本の人口は減り始めるんだよ」という事実を考えにいれず話を進めてしまう人が結構いた。不動産の購入のような直接的なことでさえそうなのに、まして人口が減り始めて一体何が起こるのか。その問いに対し「少子化対策やっとくれ、年金は厳しいかなぁ、まぁ日々の生活とはそれくらいしか関係ないし考えるのが面倒だからやめとくか」という思考停止を起こしてしまう人は私も含めて結構多いのだと思う。

本書は、そんな「人口が減る社会」である21世紀の日本経済について、企業経営、地域経済、マクロ経済の動向、財政政策への示唆などについて、1980年代からの日本の足取りを踏まえてシミュレーションし、その中でありうべき人々の生活について論じた書である。

本書の現状分析に関しては、特に企業経営の評価(資本装備や人件費の分析)などにおいて「えっ?」と思う人も多いと思うし、そのように直感的な理解とは相当食い違いがあることも書いてあり、また将来の想定については、無論一定の仮定を置いているので、どこまでこれが正確で、どこまで自分の持っている経済社会観と整合的であると評価するかどうかについては、読者ごとにかなりのずれがありうると思う。多分20年後に読んだら、やっぱり違ったじゃないか、と思う部分も相当あるのではないか。しかしながら、人口動態という相当の確度で予測可能な事実を元に、これだけ自分の人生にかかわる幅広い事柄に関し将来のシミュレーションができること自体は、上記の「思考停止」を打ち破り、自分なりの将来観を形成し、これに基づき生活や投資などの個別行動戦略を策定するという、マクロ的な思考の糸口になりうるもので、その意味で非常に知的に刺激的な書であると思う。

まさに人口減少時代に突入するこのタイミングにおいて、ぜひお勧めの書である。

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少々読みづらいかもしれません。
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投稿日: 2007/1/15 投稿者: みつば
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投稿日: 2006/6/1 投稿者: 小林 鉄平
議論の前提を見直した方が良いのでは?
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問題提起としては参考になるが、解決策提示は今後か
これにさきだつ「人口減少社会の設計」(共著)から読んできた。
人口予測の部分、それに対応する経済システムの指摘は、いろいろ異論... 続きを読む
投稿日: 2005/3/8 投稿者: ワッピ
読んでみてください
 経済学も知らない自分が読んだ感想として、予測として統計や数字を使うのはいいのかもしれませんが、読んでいて数字が意味するものが見えてきませんでした。... 続きを読む
投稿日: 2005/3/2
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