単行本発刊時に、なんか魅力的?な「ひとたらし」「ブラック」とか
の言葉が入ったタイトルは、とっても気になっていました。
そこで、文庫本になった本書を読んで見ました。本来は、先に「心理学」を
読んでから、この「謝罪学」を読むべきなのかもしれませんが、まあ、
結果的には、どっちを読んでもあんまり大差はなかったかな、と思っています。
暇つぶしには適度な内容と量で、よろしいかもしれませんね。
ビジネスマンを長年やっていけば、っていうか、社会生活をそれなりに
暮らしていけば、本書に書かれている2−3ページのエッセイ?くらいの
人間関係のコツは気づくのではないでしょうか?
そんな人間関係の場面場面に、欧米の心理学者の理論や実験を持ち出して、
「こういうのを、●●というので、こういう場面では、こうするのがいい」と
後付でいわれても困るなあ、というお話が多い。
文章は軽妙で、各章もとっても短いので、気晴らしに読むにはいいけれども
何かにすがろう、と思って意気込んで読むと肩透かしをくらった感はあります。
まあ、人間観察本の一種と思って気軽に。
実際の組織、ビジネスシーンでは、まあ、中には使えるものもありますが、
著者の助言ができない事情のほうが多いのではないでしょうか?