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最も参考になったカスタマーレビュー
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5つ星のうち 4.0
日中の相互関係の実態はわかる。できれば将来への分析も。,
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レビュー対象商品: 「中国なし」で生活できるか (単行本(ソフトカバー))
相互依存関係にある日本と中国の現状を、とかくマスコミの過激な報道による誤解を解きつつ客観的に具体的な事例と豊富なデータで示している。(中国からの輸入額は日本のGDPの2.9%にすぎない。中国からのPCや衣服等の最終製品も、日本などの部品やデザインに依存しなくては中国は生産できない。中国産食品は世界各国から輸入している食品や国内産の食品に比べても相対的には安全なほうである。等々)。食品、衣類、電化製品・情報サービス、家具・日用品、自動車・オートバイ・自転車の事例やデータで、多面的な関係の実態を理解することができる。『日本が中国に多くの製品を依存していることは、恐れるべきことではない。むしろ、それは日本経済の活性化につながり、今後も日本と中国が外交面でも良好な関係を保持する礎でもあるのだ。』と結論づけている。しかし、日本の今後にとって中国とどうつきあっていくかの課題では、現時点データも重要であるが、産業構造の変化や産業集積地の推移といった中国の今後に焦点を当てた事例提示や分析が欠けているのは残念である。例えば、『こうした産業集積の力によって、オートバイも自転車も、中国でコモディティ化が進展した。・・・中国は「単なる」世界の工場ではない。「差別化商品をコモディティに変えてしまう魔力を持った」世界の工場である。』とあるが、ブランドや技術の差別化への対応が必要になってくる今後の中国にもそれは当てはまるのか等。この本ではそこまでは踏み込めなかったとは思うが今後の著書に期待したい。
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