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「世界」とはいやなものである 東アジア現代史の旅 (集英社文庫)
 
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「世界」とはいやなものである 東アジア現代史の旅 (集英社文庫) [文庫]

関川 夏央
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

アジア現代史の現場を描く、傑作紀行文。
職業的観察旅行者・関川夏央が歩いた20世紀から21世紀にかけての激動の極東地域。暗黒の北朝鮮、融解するソ連・ロシア、そして巨大な中国。明晰な分析力で読み解く、アジア現代史の紀行文集。

内容(「BOOK」データベースより)

東アジアは日本をより深く知るための反射板になる―。韓国、北朝鮮、極東ロシア、ベトナム、そして巨大で多様な中国。職業的観察者たる著者が歩き、見つめた二十世紀末から二十一世紀にかけての東アジアの大地。そこに息づく社会と人々、そして積み重なる歴史。冷戦は終結し、ソ連は消滅し、9・11があり、いまも世界は変わり続けている。明晰な視点でわれらの時代を語る、傑作紀行文集。

登録情報

  • 文庫: 328ページ
  • 出版社: 集英社 (2006/10/18)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087460924
  • ISBN-13: 978-4087460926
  • 発売日: 2006/10/18
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 いい本です, 2008/2/24
レビュー対象商品: 「世界」とはいやなものである 東アジア現代史の旅 (集英社文庫) (文庫)
この本を読んで朝日新聞の記者稲垣武氏が書いた「悪魔祓い」の戦後史を思い出しました。
この本は後半は北朝鮮を中心とする朝鮮半島の話がほとんどです。
韓国市民の民族主義は「井の中の民族主義」、北朝鮮は社会主義でなく「カルトの新興宗教国家」である。
大陸的性格とは島国根性に対する良い意味でなく「猜疑、裏切り、政治力、同盟、攻撃的、白熱する議論、孤立、歴史的時間への気の長さと現在的時間への気の短さの同居」を表す。
いろいろ参考になりました。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 「東アジア」と「諦観」, 2008/10/22
レビュー対象商品: 「世界」とはいやなものである 東アジア現代史の旅 (集英社文庫) (文庫)
この本は関川氏の海外に関するエッセイや旅行記を集めた本です。

その経験から、出した答えが「世界」とはいやなものである、ということの様です。

特に、長年「朝鮮半島」に関わってきた関川氏の「韓国」「北朝鮮」に関する分析は、鋭いものがある、と思います。
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15 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 痛快な憂鬱, 2007/2/17
By 
馬場伸一 (福岡県) - レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: 「世界」とはいやなものである 東アジア現代史の旅 (集英社文庫) (文庫)
昨年、久しぶりにソウルを訪ねた関川夏央氏が「韓国人が一人で食事をするようになった。完全に先進国になりましたね。」と報告していたという。老練のコリア・ウォッチャーの炯眼衰えず、である。

完全に先進国化した韓国と「重武装したカルト的団体」北朝鮮との懸隔は、果てしなく大きい。

「世界」はますますいやなものになりつつあるようである。

しかし、「世界」なんてものはもともといやなものであったのである。私たちの人生が、もともと十分にいやなものであるように。「それが人生さ」と肩をすくめて生きていくほかはない。

筆者の憂鬱は、しかしなぜか痛快なのである。洞察に満ちた痛快な憂鬱を、ぜひ味わっていただきたい。
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