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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
いい本です,
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レビュー対象商品: 「世界」とはいやなものである 東アジア現代史の旅 (集英社文庫) (文庫)
この本を読んで朝日新聞の記者稲垣武氏が書いた「悪魔祓い」の戦後史を思い出しました。この本は後半は北朝鮮を中心とする朝鮮半島の話がほとんどです。 韓国市民の民族主義は「井の中の民族主義」、北朝鮮は社会主義でなく「カルトの新興宗教国家」である。 大陸的性格とは島国根性に対する良い意味でなく「猜疑、裏切り、政治力、同盟、攻撃的、白熱する議論、孤立、歴史的時間への気の長さと現在的時間への気の短さの同居」を表す。 いろいろ参考になりました。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「東アジア」と「諦観」,
レビュー対象商品: 「世界」とはいやなものである 東アジア現代史の旅 (集英社文庫) (文庫)
この本は関川氏の海外に関するエッセイや旅行記を集めた本です。その経験から、出した答えが「世界」とはいやなものである、ということの様です。 特に、長年「朝鮮半島」に関わってきた関川氏の「韓国」「北朝鮮」に関する分析は、鋭いものがある、と思います。
15 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
痛快な憂鬱,
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レビュー対象商品: 「世界」とはいやなものである 東アジア現代史の旅 (集英社文庫) (文庫)
昨年、久しぶりにソウルを訪ねた関川夏央氏が「韓国人が一人で食事をするようになった。完全に先進国になりましたね。」と報告していたという。老練のコリア・ウォッチャーの炯眼衰えず、である。完全に先進国化した韓国と「重武装したカルト的団体」北朝鮮との懸隔は、果てしなく大きい。 「世界」はますますいやなものになりつつあるようである。 しかし、「世界」なんてものはもともといやなものであったのである。私たちの人生が、もともと十分にいやなものであるように。「それが人生さ」と肩をすくめて生きていくほかはない。 筆者の憂鬱は、しかしなぜか痛快なのである。洞察に満ちた痛快な憂鬱を、ぜひ味わっていただきたい。
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