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47 人中、36人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
“コイツいったい何なんだ?”の答えがここにあった,
By スヌーピー (愛知県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 「上から目線」の構造 (日経プレミアシリーズ) (新書)
何となく扱い難くて困った人が増えてる昨今、経験もなく使えないのに「その自信どこから?」って感じの人、結構多いように思う。明らかに効率の悪いことをしているから助け舟を出すつもりで声をかけたら、すごく不機嫌になって言い訳したり攻撃的な態度を取られたりしたことも。何がそんなに気に入らないのか不思議に思っていたが、このタイトルを見て、そうそう、確かに彼らは“上から目線”だと納得し、読んでみてまた納得、是非読んで欲しいから詳しくは書かないが、彼らの心理はこんなふうなんだと頷けた。わかったからって相手を変えることは無理なんだろうけれど(ホントはそういう人に読んで貰えると有難いのだが)、とりあえず心理が掴めればこちらの対処法もある、つまり自分があまり嫌な思いをしないやり方で付き合うことはできると思う。また、著者の学識の深さにも惹きつけられた。タイトルに惹かれて新書を買うと、結構著者の偏った意見をつらつらと並べてあるだけで辟易したことも多々あるが、本書は面白く読めるだけでなく、現代社会の抱える問題や日本特有の文化的側面、心理学的な視点からきちんと論証していて良書だと思う。
10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
『上から目線』をきっかけに日本のコミュニケーションカルチャーを解明,
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レビュー対象商品: 「上から目線」の構造 (日経プレミアシリーズ) (新書)
本書のタイトルから、『上から目線』に関する考察や、各人が当てはまる行動への解決案を提示したものかと思って読み始めたが、『上から目線』に関する考察でとどまり解決案は書かれていない。しかしながら、『上から目線』が日本独自のコミュニケーション文化に起因し、近年のグローバル化により欧米のコミュニケーション文化が若者に定着しつつあることが、社会における世代間の意思疎通がはかれななくなって来ている要因では?という考えや、自分の周りのコミュニケーションエリアを3階層にわけ、近年の若者の行動要因を探る点は面白い。 本書には、『上から目線』をしてしまった時や受けたときの改善方法は記載されていないが、その背景にある心理面や文化面の構造の考察が興味深い一冊である。後半の筆者の論述からすると、本書に記載されていないと述べた『上から目線』の改善案もこのような考察を足がかりに読者各々が考えるものであると訴えているようにも感じ取れた。
19 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
タイトルにも惹かれたが、それ以上に内容に魅了された。,
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レビュー対象商品: 「上から目線」の構造 (日経プレミアシリーズ) (新書)
プロローグは、巷で聞いたことのある会話の羅列で始まり、最初から「そういうの、あるある〜」とテンション高く読み始められる。 そういえば近頃、身の周りでもテレビ上でもよく耳にするこの「上から目線」という言葉。 周りもそうだが、自分も確かに何気なく使っている気がする。 人に対して「上から目線」だと指摘する人の心理や、「上から目線」をしてしまっている人の心理について、 360度の角度から分析し解説してある。 ここに解説してあるどれかに、自分が当てはまっているのかも、というスリリングな感じも味わえる。 (自分では認めたくないけれど・・・) また、著者は洞察が鋭いうえに表現の仕方が素晴らしく、 リズミカルで音楽のようにすーっと頭に入ってくる。 心理学の知識が盛りだくさんだが、学問として隔絶されたものではなく、 実社会を読み解くための道具として絶妙に料理されている。 文化論として素晴らしい読み物だと思うと同時に 自分を顧みたり、現代の人間関係を理解するために、大いに役立つ良書であると思う。
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