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「上から目線」の構造 (日経プレミアシリーズ)
 
 

「上から目線」の構造 (日経プレミアシリーズ) [新書]

榎本 博明
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (26件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

なぜ「上から目線」が気になるのか、「上から目線」になってしまうのか。上司の注意に逆ギレする新入社員、客に説教する店員、駅で威張り散らすオヤジなど、身近なエピソードから現代人の心理の変化を分析する。

内容(「BOOK」データベースより)

目上の人を平気で「できていない」と批判する若手社員、駅や飲食店で威張り散らす中高年から、「自分はこんなものではない」と根拠のない自信を持つ若者まで―なぜ「上から」なのか。なぜ「上から」が気になるのか。心理学的な見地から、そのメカニズムを徹底的に解剖する。

登録情報

  • 新書: 225ページ
  • 出版社: 日本経済新聞出版社 (2011/10/12)
  • ISBN-10: 4532261392
  • ISBN-13: 978-4532261399
  • 発売日: 2011/10/12
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (26件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 「上から目線」の考察から、現代社会の構造を鋭く分析する秀作, 2011/12/23
By 
あらフォーティー "Z" (東京都) - レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: 「上から目線」の構造 (日経プレミアシリーズ) (新書)
「上から目線」という言葉が氾濫し始めている。
この言葉を深く考察することをきっかけに、見事に、
若者の心理状況から、それを生み出した社会構造まで、
見事に解き明かしている。

「上から目線」を気にする人は、実は、見下されるのではないか、
というコンプレックスを持っている。また、「上から目線」発言を
する人も、偽物のプライド、劣等感が背景にあるという。

また、そういう傾向のある人に共通の見方として、
世の中を勝ち負けで判断する要素があり、さらにそのベースには、
年長者を大事にしなくなった社会の変化や、子供のころから、
上下の人間関係に慣らされていない環境、
人の視線を気にする日本文化の特徴などが、あるという。

日本は、全員が平等にという、落ちこぼれのない母系社会であったし、
一時期は、競争原理を取り込んだ欧米流の父系社会へ変えようとした。
だが、最近は再び、元に戻ろうという傾向が強まっている。
「上から目線」もそういう時代の影響を大きく受けているようだが、
次の時代をどうしていくか、考える必要がありそうだと思った。
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50 人中、38人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 “コイツいったい何なんだ?”の答えがここにあった, 2011/10/22
Amazonが確認した購入(詳細)
レビュー対象商品: 「上から目線」の構造 (日経プレミアシリーズ) (新書)
 何となく扱い難くて困った人が増えてる昨今、経験もなく使えないのに「その自信どこから?」って感じの人、結構多いように思う。明らかに効率の悪いことをしているから助け舟を出すつもりで声をかけたら、すごく不機嫌になって言い訳したり攻撃的な態度を取られたりしたことも。何がそんなに気に入らないのか不思議に思っていたが、このタイトルを見て、そうそう、確かに彼らは“上から目線”だと納得し、読んでみてまた納得、是非読んで欲しいから詳しくは書かないが、彼らの心理はこんなふうなんだと頷けた。わかったからって相手を変えることは無理なんだろうけれど(ホントはそういう人に読んで貰えると有難いのだが)、とりあえず心理が掴めればこちらの対処法もある、つまり自分があまり嫌な思いをしないやり方で付き合うことはできると思う。
 また、著者の学識の深さにも惹きつけられた。タイトルに惹かれて新書を買うと、結構著者の偏った意見をつらつらと並べてあるだけで辟易したことも多々あるが、本書は面白く読めるだけでなく、現代社会の抱える問題や日本特有の文化的側面、心理学的な視点からきちんと論証していて良書だと思う。
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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 『上から目線』をきっかけに日本のコミュニケーションカルチャーを解明, 2011/12/18
レビュー対象商品: 「上から目線」の構造 (日経プレミアシリーズ) (新書)
本書のタイトルから、『上から目線』に関する考察や、各人が当てはまる行動への解決案を提示したものかと思って読み始めたが、『上から目線』に関する考察でとどまり解決案は書かれていない。
しかしながら、『上から目線』が日本独自のコミュニケーション文化に起因し、近年のグローバル化により欧米のコミュニケーション文化が若者に定着しつつあることが、社会における世代間の意思疎通がはかれななくなって来ている要因では?という考えや、自分の周りのコミュニケーションエリアを3階層にわけ、近年の若者の行動要因を探る点は面白い。

本書には、『上から目線』をしてしまった時や受けたときの改善方法は記載されていないが、その背景にある心理面や文化面の構造の考察が興味深い一冊である。後半の筆者の論述からすると、本書に記載されていないと述べた『上から目線』の改善案もこのような考察を足がかりに読者各々が考えるものであると訴えているようにも感じ取れた。
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