ル・クルーゼを持つすべての人に、騙されたと思って読んでほしい本。
そもそもル・クルーゼは、ほかの鍋とは使い方も素材に対する働きかけ方もちょっと違う。これを読むと、今までル・クルーゼの可能性を眠らせ台所の飾りにしていた方々も、その活用法がわかるはず。ただの見かけが可愛い高価なフランス鍋ではありません。私も恥ずかしながらその一人でしたが、この本を通してル・クルーゼがいかにコストパフォーマンスの高い‘使える’鍋であるかがわかったばかりでなく、料理や素材に関する認識も深まりました。
レシピはシンプルで素材の旨みを生かしたものばかり。普通の家に置いてないような調味料はほとんど登場しません。でもおいしい!
肉じゃがやおひたしに始まり、ちょっと時間のかかる(でも簡単な)煮込み、炒め物、肉・魚料理やごはんもの(ごはんが美味しく炊けるのもルクルーゼの特徴)、デザートまで、本の薄さの割にはいろいろなお料理が。素材の良さを生かすのが上手な著者らしいレシピ集だと思います。なにかシンプルで美味しいものが食べたいなあ~という時にはいつもこの本を開きます。所々に載っているコラムも楽しい。ル・クルーゼというと洋風の煮込み料理と言うイメージですが、こんなに和食に向いていて、色んな使い方ができるなんて、目からウロコ!世界中で愛され使われ続けている理由がわかった気がしました。
他のル・クルーゼ本よりも実用度が高いので、まずはこの本からのデビューをお奨めします。