面白かった。一気に読み上げました。平田氏の生育から掴んできた、世界観。しかし、それが、独善的でないのがいい。たとえば、「演劇の平田さん」とか「舞台作りの平田さん」とか、彼の業績や社会的評価を知っていて、そのハウツウを得ようとしたら物足りないのかもしれないけれど、その分間口が広いので、教育に興味がある人、文化に関心が高い人、地域作りに心を砕いている人、組織のマネージメントを任せられている人、今の日本に元気がほしいと思っている人など、何らかの問題意識を持って暮らしている人には、目から鱗の世界観とその世界での生きる気構えみたいなものが、力まずに伝わってくる本でした。まあ、「気楽」にページを開いて下さい。思わぬ宝を手にできるかもしれません。