著者は政治・経済からスポーツ・文学まで幅広いジャンルを取材するライターとのこと。
著者がこれまでに経験した失敗談も包み隠さず明かしながら、PCおよび携帯のメールについてその好感度を上げる技術を指南しようという一冊です。
率直に申し上げて、本書に書かれていることは至極まっとうですが、まっとうすぎてこの程度のことは普通のサラリーマンなら普段からやっていることではないかという気がします。
改行はこまめにしたほうが読みやすいとか、開封確認はわずらわしく思われるから基本的に使わないほうが良いとか、ある程度頻繁にメールの送受信を日常生活で行っているユーザーはとうの昔に知っている事柄がほとんどだと思います。
巻末には「これだけは知っておきたい用語集」として「チェーンメール」「スパムメール」「解凍」「差出人」「件名」といったメール関連用語の解説が付されていますが、これもごくごく初心者以外には役立つほどのことが書かれていません。
メールのスキルが低い人、社会人1〜2年生という若い人、には有益かもしれませんが、30代以上の読者で本書が大いに役立つと感じる人はいないのではないでしょうか。