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最も参考になったカスタマーレビュー
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「顧客」をつくるという貴重な視点を直言,
By クミリン (埼玉県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 「ザインエレクトロニクス」最強ベンチャー論 (理科少年シリーズ) (単行本(ソフトカバー))
日本企業は、ここ数年、韓国や台湾、中国などの企業と海外市場で激突し、敗退するケースが増えている。その典型例は液晶パネルとこれを使った液晶テレビだ。本書は、研究開発型ベンチャーを起業し、成功させたザインエレクトロニクスの飯塚哲哉さんの事業戦略を惜しげもなく公開したものだ。 日本の技術者に自立型人材になるように薦め、自分のキャリアの選択肢を広げることを勧める。もっと幸福になろうと誘っている。 日本企業は優れた「技術」を持っているが、「事業」では成功したいケースが多いとみられている。飯塚さんは「市場」を狙うのではなく「顧客」を狙えという。自分でしっかりした事業戦略を立案し、努力すれば自ずと道は開けるという。 国際市場の中で、存在感ある事業を展開する秘訣が述べられている。自分の人生を大切し、楽しい人生を送りたい方にお薦めしたい。 飯塚さんの発言を読むと、自分に続くベンチャー企業が日本ではあまり出ていないことを残念がっている。ザインに続くベンチャー企業の創業を願って、成功の秘訣を語っている。
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ガキ大将経営の魅力−日本では希有な、本物の技術系ベンチャー経営に学ぶ,
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レビュー対象商品: 「ザインエレクトロニクス」最強ベンチャー論 (理科少年シリーズ) (単行本(ソフトカバー))
本書を手にとったら、購入したら、まず、201頁の主人公 飯塚哲哉氏の写真をじっくり見ることをお奨めします。60歳代半ばとは思えない輝き、どこかに“やんちゃ”を秘めた笑顔が見られます。ご本人自ら「ガキ大将だった」と語っていらっしゃいますが、そうだろうなと強く惹かれます。・・・ガキ大将は、後から付いていく人ではあり得ないですね、まずは率先垂範。そしてリスクテーカーです。冒険しないガキ大将は形容矛盾です。その冒険の魅力に多くの付き人が巻き込まれていきます。 しかしそれと同じく大切なことは、一見無謀にも見えるガキ大将が、実は緻密な戦略家でもあることでしょう。付き人が次々と命を落とす「一将功なりて、万骨枯る」では、ガキ大将であり得ないのです。 あとがきで、飯塚氏はベンチャー経営の実相を次のようにも明かされます。「ビジネスは殺戮の場でさえある」、だからこそ飯塚氏のベンチャー ザインは研究開発投資に借金を充てたことがないのでしょう。すべて粗利からまかなうと言うことです。笑顔のガキ大将は、実は素晴らしく小心な戦略家でもあるのです。半導体ベンチャーの大先輩、インテルのアンドリュー・グローブの著作にOnly the Paranoid Survive があることを思い出します。 飯塚氏の経歴は華麗です。しかし彼はガキ大将であり、学級委員ではないのです。先生の手先、過去の模倣(なぞり)屋ではないのです。 10代、20代の夢追い人に、30代、40代の人生の再設計を考える人達に、そして次代に夢を繋ごうという50代以上の人々に、それぞれに含蓄深い本書を推薦します。 なお,本書の企画者であり聞き手である出川 通、田辺 孝二の両氏も、大組織に勤務し、そこから脱藩された人生のイノベーターの方々です。本書で飯塚氏が縦横無尽に語るのも宜なるかなと考えます。このお三方でなければ生まれない貴重な一冊であると思います。
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