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「ケータイ・ネット人間」の精神分析 (朝日文庫)
 
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「ケータイ・ネット人間」の精神分析 (朝日文庫) [文庫]

小此木 啓吾
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

携帯電話を使ったネットワークという新しいメディアの登場で、濃密な情報のやりとりが可能になった。だが、引きこもりなど、様々な心の問題も増大している。IT革命がもたらす心の変化を、精神分析学の第一人者・小此木啓吾氏が解き明かす。

内容(「BOOK」データベースより)

携帯電話によるネットワークという新しいメディアの登場で、さらに効率的な情報のやりとりが可能になった。だが同時に、さまざまな「引きこもり」の心性も助長されつつある。IT革命で人の心はどう変わるのか。精神分析学の第一人者・小此木啓吾氏が深層心理を解き明かす。

登録情報

  • 文庫: 332ページ
  • 出版社: 朝日新聞社 (2005/01)
  • ISBN-10: 4022614587
  • ISBN-13: 978-4022614582
  • 発売日: 2005/01
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 206,344位 (本のベストセラーを見る)
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16 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 故人に対する評価ですので少々気が引けますが…, 2007/6/1
レビュー対象商品: 「ケータイ・ネット人間」の精神分析 (朝日文庫) (文庫)
一言で言ってしまえば、「今時の若者は…」本。

日本の精神分析学界を牽引してきた著者の矜持と、老人の繰り言とが交錯しており、本書の内容とは別の部分で気分は良くない。

高度情報化社会における心の病理の分析が本書のテーマ であるが、著者のこれまでの著作からの二番煎じがほとんどであり、新鮮さはあまり感じられない。裏を返せば、小此木心理学のまとめ或いは入門としては、難しくない内容なので良いかもしれない。

これまで現代人の心性を鋭く分析してきた著者だけに、本書で説く「ケータイ・ネット人間」の心の危機や危険性に対する指摘・警告には、頷かされる部分も多いのだが、本書に限らず著者は、「現状」に対する「分析」と「診断」はするが、「処方」はほとんど示さないのがいつものパターンであり、そもそも著者個人の「人間-社会」観や「道徳・倫理」観が明らかにされない点は大いに不満である。(何となく察しはつくが…。)そして、その明示されていない領域についての著者の認識にこそ、致命的な誤謬があると私は思っている。

巷では、多くの心理学者や精神科医が、かなり胡散臭い「〇〇症候群」とか「〇〇障害」という病名を撒き散らす《ラベリング強迫症》に罹患している現在、その先鞭をつけた(であろう)小此木氏の「功績」と「罪過」は、どちらが重いのであろうか??
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7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 IT時代における大人のための指南書, 2006/10/31
レビュー対象商品: 「ケータイ・ネット人間」の精神分析 (朝日文庫) (文庫)
「モラトリアム」という言葉を普及させた故小此木啓吾先生が、昨今の若者の引きこもり、凶悪事件を交えながら、ヤマアラシのジレンマ、シンデレラコンプレックス、パラサイトシングル、そしてエディプスコンプレックスなど、精神病理の視点と現代のIT時代に起きている様々な事柄を関連付け、戦後の「働かざるもの食うべからず」を現代にどうマッチさせるか。また、バーチャルとリアルが一緒になる危険性への警鐘を説き、IT時代にあるべき家族の姿をまさに予言、忠告している一冊である。

昨今の色々と報道されている事件のホンネとタテマエまでも触れており、これからの生きることに対する提案はまさに指南書以外のなにものでもない。
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 何かが違う, 2009/1/26
レビュー対象商品: 「ケータイ・ネット人間」の精神分析 (朝日文庫) (文庫)
IT時代にふさわしい知見が得られるかもと思って読んでみたものの、期待はずれというか、旧世代が自分の立場からのみの視点で語っているように感じました。もっと目からウロコ的なものを期待していたのですが。小此木さんという精神分析学の大家のことを知るきっかけとなったという意味ではいい本でした。
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