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「わたしと仕事、どっちが大事?」はなぜ間違いか―弁護士が教える論理的な話し方の技術
 
 

「わたしと仕事、どっちが大事?」はなぜ間違いか―弁護士が教える論理的な話し方の技術 [単行本]

谷原 誠
5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

論理の力をみがいて、筋の通らない話に切り返したい。弁護士が教える論理的な話し方の技術。

内容(「MARC」データベースより)

「そんな話は世間では通用しないよ」「他の人もみんな言ってるよ」 そんなふうに言われたら、あなたはなんて言い返しますか? 飛び火作戦、門前払いの手法、そもそも式論法など、弁護士が論理的な話し方の技術を伝授します!

カバーの折り返し

論理の力をみがいて、筋の通らない話に切り返したい!

本書で紹介しているテクニックの一部
・飛び火作戦
・門前払いの手法
・反対意見への反論
・そもそも式論法
・ソクラテス流質問術

著者について

谷原誠
「みらい総合法律事務所」パートナー弁護士。企業法務、交通事故、不動産、倒産などの案件を主に処理する。著書に「思いどおりに他人を動かす 交渉・説得の技術」(同文館出版)、「意のままに人を動かす心理技術」(KKベストセラーズ)など。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

谷原 誠
「みらい総合法律事務所」パートナー弁護士。明治大学法学部卒業。企業法務、交通事故、不動産、倒産などの案件を主に処理する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

抜粋

プロローグ 論理的な思考は誰でも身につく

あなたの周りにある「論理の落とし穴」
日常生活の中で、次のような会話をよく耳にしませんか?
  
「他の人もみんなやってるよ」
「主婦には、経済のことなんてわからないんだ」
「そんな話は世間では通用しないね」
 
 これらは、よく考えれば筋が通っていないことがわかります。どこが論理の落とし穴なのか、わかりますか?では、次はどうでしょうか?

「UFOが存在しないことを証明せよ」
「『こんにゃくダイエット』は七五%の人が効果的だって言っているよ」
「わたしと仕事、どっちが大事なの?」

これらの会話には「論理の落とし穴」があります。どこが正しくないかという説明は本文に譲りたいと思いますが、こうした「論理の落とし穴」は、世の中にはたくさんあります。しかし、それがなぜ間違いなのかをきちんと理解しなければ、あなたを「落とし穴」にはめようとする人たちにうまく丸め込まれてしまうばかりか、あなた自身が右に挙げたような言葉を連発して、周囲に「話の筋が通っていない人」「頭が悪い人」という烙印を押されかねません。
「論理の落とし穴」にハマらないためには、ある能力をみがくことが必要です。
その能力とは何でしょうか?
それは「論理的な思考力」です。そして、この論理的な思考力を鍛えるヒントが、私たち「弁護士」の思考パターンにあるのです。

実は議論に弱かった過去
私は現在、「弁護士がこっそり教える絶対に負けない議論の奥義」というメールマガジンを発行しています。また、今回こうして「論理」に関する本を執筆する機会をいただきました。ただ、今でこそこのように議論や論理というテーマで執筆活動をしていますが、もとから筋の通った話ができていたわけではありません。
実は大学生のときまでは議論に弱く、相手の言葉に対してどう切り返してよいのかわかりませんでした。頭にきて何か言い返したいのですが、自分の言葉をどう表現してよいのかわからず、黙ってしまうことが多かったのです。
何か言うとしても、
「うるさいなあ」
「関係ないだろう」
と言って逃げるばかり。そんなことでは、建設的な議論などできるはずがありません。
 また、女性と口ゲンカをしても、いつも言い負かされていました。腹が立って何か反論したいのですが、反論することができないのです。私は黙るしかありませんでした。
そうすると、彼女が追い打ちをかけてきます。
「何か言いなさいよ!」
それでも私は、言いたいことを何も言えず、とても悔しい思いをしていました。
ところが、大学三年生のときから、状況が一変したのです。物事を論理的に考えることができるようになり、突如として議論が強くなってしまったのです。
その秘密は何だったのでしょうか?
それは「司法試験」の勉強でした。
 
論理的思考力はトレーニングで身につく!?
司法試験の勉強というのは「法律学」の勉強です。法律学の教科書は、論理の達人である第一線の学者が、自分の説が正しいことを主張しあっているのです。いわば議論の宝庫と言っていいでしょう。その教科書をもとに毎日毎日何時間も学ぶわけですから、論理的思考力が身に付かないはずがありません。司法試験の勉強は、論理的思考を養う極めて有効なトレーニングだったのです。
もちろん、弁護士になった現在でも、このトレーニングは続いています。弁護士は、対立する当事者の一方の代理人となり、相手方とやり合わなければなりません。その結果、当然議論になります。この議論に負けているようでは、弁護士は務まりません。
こうしたトレーニングを経て、かつて議論が弱かった私でも、今ではこのような本が書けるまでになったのです。ですから、もしあなたが、今、論理的思考力が低いと感じていても、心配することはありません。「論理」のしくみを知り、トレーニングをすることによって、確実に論理的に考えられる頭になっていくからです。
論理的思考力を身につければ、あなたには次のような変化が現れます。

・議論に負けなくなる。
・人に丸め込まれなくなる。
・発想が柔軟になる。
・自分に自信がつく。
・「あの人は頭のいい人だ。」と評価される。
いかがですか?論理力を鍛えるトレーニングを今すぐ始めない理由はありません。
しかし、だからといって、今から法律学を学んだり、論理学を一から勉強したりするのは極めて苦痛です(すぐに眠くなってしまうでしょう)。そこで本書では、私がこれまでに発見した論理的に話す「秘訣」を、できるだけわかりやすく解説することにしました。本書の事例に沿って、思考プロセスをたどってみてください。そうすれば、きっと論理的な考え方・話し方が自然と身につくはずです。
もしあなたが男性ならば、彼女(奥さん)から、?
「わたしと仕事、どっちが大事なの?」
と詰め寄られても、もうあなたは慌てることはないでしょう。

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