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「わかる」とはどういうことか―認識の脳科学 (ちくま新書)
 
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「わかる」とはどういうことか―認識の脳科学 (ちくま新書) [新書]

山鳥 重
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 798 通常配送無料 詳細
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合計価格: ¥ 1,491

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

「最近,人の名前を思い出せない.」「休みなのに会社へ行ってしまった.」という経験はありませんか? どんなもの忘れが痴呆症につながるのか.京都大学附属病院老年科での実際の診察をもとに,痴呆症の診断や治療と,心・生活のケアについて解説します.ボケが気になる人や老親の痴呆症が心配な人のための処方箋. --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

われわれは、どんなときに「あ、わかった」「わけがわからない」「腑に落ちた!」などと感じるのだろうか。また「わかった」途端に快感が生じたりする。そのとき、脳ではなにが起こっているのか―脳の高次機能障害の臨床医である著者が、自身の経験(心像・知識・記憶)を総動員して、ヒトの認識のメカニズムを、きわめて平明に解き明かす刺激的な試み。

登録情報

  • 新書: 236ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2002/04)
  • ISBN-10: 4480059393
  • ISBN-13: 978-4480059390
  • 発売日: 2002/04
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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23 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 「わかること」がわかってくる。, 2004/3/31
By カスタマー
レビュー対象商品: 「わかる」とはどういうことか―認識の脳科学 (ちくま新書) (新書)
「わかること」を心像というキーワードで平易に解説した一冊。この本によれば、知覚は「よく磨かれた鏡」のように、事実を心に映り込ませるのではなく、発生した現象をいったん取り込み、知覚心像として再構築する。言語も音韻で構成された知覚心像の一つだが、自分の中の記憶現像と響き合わないと「意味」が生まれない。そして「わかる」とは、主に言語体験で自分も相手も同じ記憶心像を喚起することに他ならない。
また、いろいろな「わかる」が存在すると指摘している。 全体像により「わかる」(専門用語で見当識と言うそうだ)、整理すると「わかる」、筋が通ると「わかる」、規則が通れば「わかる」など。

筆者ができるだけ平易に説明しようとしていることは認めるが、伝えるべきことの整理が少し足らないかも知れない。「規則が通ればわかる」と「ルールを発見すればわかる」などはダブっていると思う。

しかしながら「わかること」がわかってくる面白い一冊には間違いない。

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16 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 「わかる」ということの明快な解説が楽しい, 2003/3/21
レビュー対象商品: 「わかる」とはどういうことか―認識の脳科学 (ちくま新書) (新書)
高次脳の研究をされている教授が興味深い教養書として「わかる」ということを深く楽しく解説をされている。自分が相手に伝えたいこと、それを相手がわかってくれているだろうか、だとしたら「わかる」というのはどの程度を「わかる」というのか、という疑問が普段の仕事上の人とのコミュニケーションでも気になっていった。本書は物理学から禅のお話、歴史、日常生活の一コマなど様々な事例の中で「わかる」ということを著者の専門家の解説、見解で述べられ、深い洞察を得る機会となった。「わかるために何が必要か」という章では、「心は多様な心象から意味というより高い秩序(別の水準の心象)を形成するために絶えず活動している」という文章が出てくる。それには記憶と知識の網の目も必要ということだ。噛み砕いた説明が読みやすかった。また自らが普段、「わかる」ことを怠っていることに気付き、反省すると同時に「わかる」ということがいかに高度な脳のはたらきか感嘆した。
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34 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 神経心理学の真骨頂, 2004/11/5
レビュー対象商品: 「わかる」とはどういうことか―認識の脳科学 (ちくま新書) (新書)
日本の神経心理学の第一人者による「わかる」の縦横無尽な分類。
症状を分類し損傷部位に対応させる神経心理学の如く,「わかる」をとにかく分類し経験に対応させる。そしてやや唐突に「わかる」とは運動化できることだ,と宣言する。これはまさに,分類した症状をナントカ症候群と宣言する神経心理学のスタイル。
患者に神経心理学的診断をつけられるようになっても,脳も症状も患者もさっぱり「わかる」ことが無いように,本書のスタイルでは決して「わかる」とは何かわかるまい。
本書は,一級の神経心理学者だから書けた,神経心理学的理解の限界そのものなのかもしれない。
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