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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
あるある(^_^ゞと読み進めるうちに、うちでも出来るかも、と勇気が湧いてくる。,
By lajendora (京都府八幡市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 「よかれ」の思い込みが、会社をダメにする―飛躍的成長を実現する全体最適のマネジメント (単行本)
まず冒頭の「パラダイ海(シー)ものがたり」というマンガがいい!これを読めばだいたい本書の伝えたい事がわかります。 <あらすじ> むかしむかし、あるところにそれはそれは美しい海があり、パラダイというお魚さんが住んでいるコロニーがありました。 コロニーには、心のやさしい「たすけタイ」くんが住んでいました。 ほかのみんなを助けること、それが「たすけタイ」君の喜びです。 コロニーの問題は食べもの不足です。 「たすけタイ」くんがある日、遠くで、おいしい赤い実がたくさんある場所を見つけました。 運ぶと腐ってしまうので、そこで食べるしかありません。 みんなは大喜び「おいしーい!」 でも遠くまで泳いで通うのは大変です。 やがて赤い実のところに移り住もうという意見と、住み慣れたコロニーから出るのがイヤだという意見が対立し、 コロニーの中は大喧嘩になりました。あんなに仲良く暮らしていたのに・・・。 ボクが赤い実をみつけたのがいけなかったんだ。 「よかれ」と思ってやったのに、こんなことになるなんて・・・。「たすけタイ」くんはがっかりです。 「なんとか、赤い実を運べる方法はないかな・・・」と知恵を絞り、「赤い実ドロップ」の開発に成功しました。 「「赤い実ドロップ」が出来てからはみんな一日中泳ぎ回る必要がなくなりました。大好評です。 作っても作っても瞬く間に無くなってしまいます。 やがて「赤い実ドロップ」を取り合いして喧嘩するようになってしまいました。 「よかれ」と思ってやったのに、こんなことになるなんて・・・。「たすけタイ」くんががっかりです。 「たすけタイ」くんは「つくりタイ」さんに相談ました。 「つくりタイ」さんは、効率を上げるアイデアを次々と出していきます。 細かく作業を分担させたり、誰がたくさん作れるか競争して、たくさん効率を上げたものが評価されるような仕組みを作ったり、 誰がちゃんと仕事をしているかきちんと管理する部門を作ったり・・・。 おかげで効率はグングン上がり、たくさんの「赤い実ドロップ」が作れるようになりました。 そしていつの間にか、みんながみるみる太ってしまいました。 太りすぎて体調を崩すものが続出です。 「よかれ」と思ってやったのに、こんなことになるなんて・・・。「たすけタイ」くんはがっかりです。 「なんとか、食べてもやせる方法はないものかなぁ・・・」 ダイエットの権威「コストダイ」先生に相談し、画期的なダイエット薬「コストドロップ」を開発しました。 それを舐めるとみんなどんどんスリム化していきます。 みんな嬉しくなって「赤い実ドロップ」を食べては、「コストドロップ」を舐める繰り返しの生活を続けるようになりました。 そんな生活を続けるうちに、みんなどんどん元気がなくなっていきました。おなかだけがボコっと出ています。 検査すると、身体の筋肉が失われ、身体は脂肪だらけになっています。 そう「コストドロップ」は大事な筋肉ををなくし、見た目だけスリム化する薬だったのです。 「よかれ」と思ってやったのに、こんなことになるなんて・・・。「たすけタイ」くんはがっかりです。 「よかれ」と思ってやったことが、次々と引き起こす問題。 「たすけタイ」くんは、もうどうしていいかわかりません。 今までやってきたことを振り返りながら、「たすけタイ」くんは悲しくて涙があふれてきました。 続きは本書でね(^_-)-☆
15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「枠」を作ることが間違った仮定を生み出す?,
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レビュー対象商品: 「よかれ」の思い込みが、会社をダメにする―飛躍的成長を実現する全体最適のマネジメント (単行本)
本書はTOC(制約条件の理論)におけるサプライチェーンのソリューションを、日本人が(おそらく)初めて本格的に解説するだけでなく、問題を引き起こす背景にある「個人個人の善意」というやっかいな課題に取り組んでいます。昨年のサブプライムショック以降、「あのトヨタがなぜこれほどの在庫を抱えているのか」といったことには多くの専門家が様々な意見を述べていますが、本書を読むと「何だ、たったこんなこと!?」と実にあっさりと問題の真因が見えてきます。 また「コンビニの店頭における欠品の理由」や「工場の生産効率と在庫」など様々な事例が取り上げられていて、様々なモノの流れの問題がそれぞれの業界や企業固有の事由ではなく、共通する因子によるものであることがわかりやすく解かれています。 一方「個人個人の善意」がもたらすさまざまな問題を解決するために、 ・それぞれの事象のつながりを因果関係によってつかむ ・問題のボトルネックはひとつ ・顧客の本当の望みは何であるか考える といったTOC思考プロセスの手法を紹介しつつ、問題を引き起こす仮定を変える「パラダイムシフト」が必要であると説いています。 また、「めざましい成果」が水平展開できない理由といった「コラム」や「脚注」に多くのヒントが隠されていますので、ここもしっかり目を通しておくと良いと思います。 ただ、変えるには仮定を変える「だけ」と書かれていますが、多くの人が実はそこが難しいと感じるところではないでしょうか?「それができれば苦労しないよ・・・」と。 その一線をいとも簡単に越えられる人とそうでない人がいるわけで、そこのところのジレンマをもっと書いてほしかった気もします。 ひょっとしたら「うちの会社は」とか「○○業界向け」といった枠を作ることこそ「間違った仮定」なのかもしれませんが。
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
部分最適から全体最適へ。ザ・ゴールの感動をこの本で理解に変える。,
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レビュー対象商品: 「よかれ」の思い込みが、会社をダメにする―飛躍的成長を実現する全体最適のマネジメント (単行本)
よかれを思ってやったことが、何の役にも立たないどころか、悪いことを引き起こす。・コストを下げようとたくさんつくると、過剰在庫で「あの世行き」 ・現場の効率を上げようとすると、渋滞が発生して逆に全体の効率が下がる ・よかれを思って導入した成果主義が、かえって成果の達成を妨げる こうしたことは、部分最適を優先する考え方に原因がある。 ゴールドラット博士の「ザ・ゴール」を読んで、感動したが、物語では良く理解できなかったことが この本なら、イラストやグラフが多くて理解しやすい。飛躍的な成長をめざすなら、コペルニクス的転回 =新しいパラダイムを受け入れることが必要だ。 古いパラダイム / これからのパラダイム 予測は消費地で / 予測はばらつきの少ないところで たくさんつくると安くなる / 作りすぎると儲からない バッチ処理で効率up / 流れ重視。必要なものを必要なときに 工場はモノづくりの拠点 / 工場はサービスをつくる拠点 部分効率upで全体の効率up / 全体のためにボトルネックに集中 全員参画の活動 / ボトルネックをみんなで助け合う この本は、欄外の注釈だけを読んでも、とても面白い本です。
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