糸井氏からのコメント
2003年9月13日。
5人の長老が東京国際フォーラムを震わせた。
観客席の1,500人は、6時間におよぶ長老の話しを、雨を喜ぶ樹木のように聞いていた。
伝説のライブがいよいよ発売される!
これは、長い長い時間、年を取った人たちが語り続けるイベントを、そのまま記録したものであります。
すぐに仕事の役に立つような内容でもないし、ありがたい説教のようなものでもありません。
70年以上も真剣に生きてきた大人が、最低限自分に語れると思ったことだけを、注意深く、語った時間の記録です。
現在のように、先の見えない時代には、長老と呼ばれるような人たちの話を聞くことが大事だというテーマで、このイベントは立ち上げられました。
しかし、現実に、東京国際フォーラムという大きな会場に1500名もの聴衆が集まってくれたこと、 そして、6時間を超える長丁場の講演会がほとんど席を立つ人もなく終えられたことには、いまさらながら驚いています。
詫摩武俊、吉本隆明、小野田寛郎、藤田元司、谷川俊太郎という方々の、この日語ってくださった内容ももちろん素晴らしかったのですが、この日本の大切な「長老」たちが、そこにいて、その声で語るということの迫力が、観客席の人々の魂をじかにつかみとったのだと思っています。
「300歳で300分」と銘打ちながら予定の300分を軽く超えてしまうことになったあの日のイベントを、DVD2枚に収めました。結局、収録時間は311分!5人の長老の300分を超える講演内容をノーカットで完全収録しました。
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
多方面で活躍するコピーライター・糸井重里がインターネットで発信している「ほぼ日刊イトイ新聞」の、創刊5周年を記念して開かれた講演会の模様を収録。人生の酸いも甘いも知り尽くした70、80代の著名人たちが、文字通り「智慧の実」を与えてくれる。