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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
名著!,
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レビュー対象商品: 「ひきこもり」への社会学的アプローチ―メディア・当事者・支援活動 (単行本)
全体通して「ひきこもり」をめぐる問題が広く網羅されています。まるで「社会学概論」であるかのような序章からぐいぐいと引き込まれていく感じです。ただ「ひきこもり」をとりまく「社会」については、いまひとつはっきりは見えてきませんでした。4章での「社会の貧しさ」ということばにも、漠然とわからなさを感じます。個人的に面白かったのは、章末の注も含めて8章での精神医療との関係のところ。(それと関連して(?)5章での「構造化された自己像をそもそも形成するに到っていない」という本書ではまだ議論されていない話も気になりました)。また2章で軽く触れられているヤングジョブスポット、「全てがその役割を終え」ていたとは…。何度か世話になっていただけに、ちょっと残念な気もしました。
4 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
「社会学的アプローチ」だから,
By 清高 (仙台市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 「ひきこもり」への社会学的アプローチ―メディア・当事者・支援活動 (単行本)
1.内容いわゆる「ひきこもり」について、価値判断をなるべく交えずに、現実を照らし出した本。「ひきこもり」が多様だったり、本人、家族、支援団体などのことも書かれており、最後は社会的排除の論点に至る。 2.評価 多様な観点から現実を照らしたという点では評価できる。この点からは、今後、ひきこもり現象を論ずる・知る上で必読の本になろう(ゆえに、星5つレヴェル)。ただ、個人的には、支援団体への批判的分析が足りないと感じた(支援団体の有用性は否定しない。しかし、(「ひきこもり」と直接関係ないのだろうが)たとえば、なぜ「若者自立塾」が必要なのかが明らかでないように、支援団体の存在を当然視しているところに疑問が残る。本人のインタビューは載っているが、展開上本人のニーズを汲んでいるようには読めなかった。もっとも、「社会学的アプローチ」なのだから、仕方がない面もあろうが)。この点で星1つ減らして、星4つ。
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