「のだめカンタービレ」のTV放映版に興味がない人は近寄らない方が良いかもしれない。放映を毎週楽しみにし、また、クラシック音楽を常日頃あまり聴かない人には良いクラシック入門CDになるかもしれないが、普段聴いている人にとっては相当キワモノのCDと言って良い。もう少しするとサントラ盤が出るらしいのだが、違いがどこにあるのか不明である。
特筆すべきは、
・ガーシュウィン:ラプソディー・イン・ブルー(ピアニカ・バージョン)
・ベートーベン:ピアノソナタ「悲愴」(のだめバージョン)
・モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ(2小節で間違えるバージョン、のだめと千秋バージョン)
・モーツァルト:歌劇「魔笛」より「夜の女王のアリア」(ピアノ伴奏版)
・ベートーベン:バイオリンソナタ「春」(峰バージョン)
・ベートーベン:交響曲第7番第1楽章(ピアノ版)
・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調作品18より第1楽章(2台のピアノバージョン)
といった、ここでしか入手不可能なものが録音されていることである。それ以外の、普通に演奏される楽曲に関しては、そんなに悪い演奏でもないのは事実だが、申し訳ないことに、いわゆる名演奏に聴きなじんでいる人にはこのぶつ切り音楽カタログにあえてお金を出す価値はないと思う。
以上、買い手によって評価が割れることが予想されるため、☆3とする。