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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
詭弁を看破する本,
By goge (山口) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 「おろかもの」の正義論 (新書)
思考停止の対極にある内容の本です。利害の衝突、価値観の衝突があるときに、どうすれば良いのか。 その様な場合は、とりあえず自分の主張を通す事に最善を尽くし、相手の利益の実現の程度は、相手の力量次第で自分には責任は無い、と相手の立場に目を向けないのが世間一般の対応だと思うのですが、どうしてそんな態度は不味いのか、この本はクリアに説明しています。 互いの生命が掛かった様な対立の場合は、どうするのか。綺麗ごとなど言っていられないだろう、命は何よりも尊いんだから、と考える場合も、命の価値の源泉について、クリアに説明しています。 「思想」が書いてあるわけでは無く「思考法」についての本なので、本の中で取り上げられている問題について信念が固まっていると、読みにくいかもしれません。 正直、自然科学系の本以外で、これ程面白い本を読んだ事がありませんでした。(自分の読書量なんてたかが知れてますが。) あたりまえの事を平易な文章で分かりやすく示せるというのは、本当に凄いです。著者の方は本当に頭が良いですね。
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「正義」についての本,
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レビュー対象商品: 「おろかもの」の正義論 (新書)
「正義」って何なのだろうかという事が書いてあります。でも、これが「正義」だ!とか、これが「正しい」事だとかいうような、 いわゆる「解答」は書いてないです。 この本は「正義」について考えるきっかけを与えてくれます。 色々の具体的な例も挙げて、「正義」について考えることをこの本は試みています。 近頃、「正義」について考えさせられる事件もたくさん起きていることも手伝 って、私には大変参考になりました。 引力の法則を人々が知らなくても、人は窓から飛び出せば落ちます。 しかし、「正しさ」は人々が考え、議論してはじめて効力を持ちます。 というところから著者は出発しています。
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
「正しさ」の考え方,
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レビュー対象商品: 「おろかもの」の正義論 (新書)
著者は冒頭で、「悪」を滅ぼすものとしての「正義」を『暗黒的正義観』と呼んでいます。このような消極的な「正義」は、「悪」を滅ぼすことによってしか存在することができない虚しいものでしょう。 それに対して、積極的に「正義(正しさ)」を基礎付けることは困難です。 本書で著者は、前半で著者の考える「正しさ」の考え方を説明し、後半では死の定義(脳死)、選択の自由 なお、著者のWebサイトで著者のいくつかの論文がpdfで閲覧できるので
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