いい人は成功者になれない、という非道徳的なタイトルなのだが、
タイトルに伴う覚悟とそれなりの内容を期待した。
しかし、中身のほうは何とも成功者とは程遠い内容で、
そもそも著者の成功というのは、お金や物欲、性的欲求を満たすことのようだ。
しかも、有り余るほどの欲求を満たすのではなく、
世間一般の人より達成することで満足し、
平均的な人間を蔑んだ文章は読んでいて何とも切ない。
本質を突いた文面もあるのだが、一貫性がない。
結局は矛盾と自己都合である。
本書は、何ともいえない、傲慢な自称成功者が書いた内容だと思う。
そもそも、30代で人生の成功を悟るのもどうだろうか・・・。
最後に、本書の表紙には「男の値打ちは仕事と女と金で決まる」と書いてあるのだが、
この時点で読むのを止めなかった僕は成功者になれない。