今日では住宅が一大産業として拡大してきた結果、短期に見栄えがよく、化学製品と接着剤のいわゆる新建材を多用した「家」がスタンダードな状況です。しかし、その結果として、シックハウス問題などの身体に害のある「不健康な家」も多く生まれてきました。また、戦後、量産された「家」の実際の耐久年数は20~50年と戦前の「家」と比較して大幅に短くなっていることにも何か原因があるはずです。そして、その原因を明らかにしていくことで、本書が建築資材メーカーや住まいづくりの担い手の工務店、また研究者などさまざまな立場の声をとりいれつつ、身体に安全な「あたり前の家」を建てて住むことに役立つことをお約束します。
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最も参考になったカスタマーレビュー
10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
家作りを考えている人にぜひ読んで欲しい本です,
By 亜蓮 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 「あたり前の家」がなぜつくれないのか? (大型本)
家づくりを考え始めてから、いろいろ勉強している中で、この本がとても役に立っています。“『あたり前の家』がなぜつくれないのか?”というタイトルは、今まで私が抱いていた 『一生かけてローンを組むのに20年や30年で住めなくなる家ってどういうこと?』 『ローンも終わらないうちに住めなくなるのに、ゴミになっても問題だらけの新建材を何で使うの?』 という疑問に答えてくれるものでした。 『あたり前』に安全で、安心できて、永く住める家とは。。。を教えてくれます。 無垢材の木、珪藻土の壁。。。自然素材といわれるものを使っていればよい家になる、と思っていた私には目からうろこの内容がたくさんありました。 『建築知識』という専門誌の編集の方が作っている本だけあって、自然素材といわれる建材についても正しい情報をいろいろ知らせてくれます。 一例を挙げると、珪藻土建材にもいろいろとあり、合成樹脂を混ぜてあるものは調湿性を阻害する可能性が高く、また珪藻土の産地によっても調湿性の差が出てくるそうです。 『この本は家づくりのノウハウではなく、家づくりの考え方を各人が各人なりにまとめるための手引き書になることを目指しています。』とおわりにあるとおり、 金銭的なことや、間取などよい家をモデル的に示しているようなものではありません。 しかし、読後どのような方向性で家づくりをしていけばよいか、しっかりとした道しるべを示してくれていると思います。 家づくりというのは地域再生、林業の再生など大きな問題を抱えていますが、その問題の一翼である家を建てようとしている私たち自身が、家作りについて考えを改める部分が多くあると思います。 家を『買いたい』人にはススメませんが、家づくりをかんがえ、調べたり勉強しようとしている人にはぜひ、まずこちらを読むことをオススメします。
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
大変役に立ちました,
By チワ太郎 (東京都渋谷区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 「あたり前の家」がなぜつくれないのか? (大型本)
かなり文字数が多くて盛りだくさんな内容だったが、全ページに大きな写真と注釈が入っているし、最初から順番に読まないと途中でわからなくなってしまうような構成にはなっていないので、まずは写真と注釈だけを読んで興味のあるところは本文をじっくり読むなど、自分の興味にあわせて読みこみ度合いを調節できる工夫されたつくりになっていると思う。後ろの部分には大学教授への家作りに関するインタビュー記事があったりしてかなりまじめに家作りを考えている本だと思う。
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