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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
まぁ、悪くは無いですよ。,
By madpax (愛知) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 〈蒼橋〉義勇軍、出撃! (銀河乞食軍団 黎明篇1) (ハヤカワ文庫JA) (文庫)
乞食軍団の新作が読めるとは思わなかった。合本も出るので、散失消失した蔵書分を再購入できるし。 言葉狩りの影響で絶版になっていたのかと思っていたが。 ストーリーは野田氏が関与していたようなので伏線の張り方や構成はそこそこ問題無いよう。 ちょっと難ありなのが ・技術用語を会話の中へ織り込むやり方(置き換え)がちょっと下手 ・会話のべらんめぇ口調がぎこちない な所。 鷹見氏の著書は表現が説明調でくどいような所もあったりするが、今作は野田節を考慮してなるべく文体を近い物にしようとする努力が見られる。 あと2冊刊行されるとの事なので3冊トータルでの完成度に期待したい。 P.S. 何で挿絵が一枚も無いのか? 乞食軍団の既刊だとあった筈だが 「SFはやっぱり絵だねぇ」ではないのかな。
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
萌え要素が邪魔,
By
レビュー対象商品: 〈蒼橋〉義勇軍、出撃! (銀河乞食軍団 黎明篇1) (ハヤカワ文庫JA) (文庫)
メガネのどじっ娘は余分(表紙イラストから嫌な予感はしていましたが)。そもそも銀河乞食軍団に出てくる女性は「男気があって、気っぷがよい&たとえ未熟であってもプロ根性はある」というのがよかったのであって、今回主要人物として登場する新聞記者のようなダメな女はおネジっこになってお七とネンネに根本から鍛え直してもらえと怒りを感じつつ、でも時代が前後しちゃってるんで、そういうわけにはいなかいんだよなあ、と思う程度には、野田版の雰囲気は伝えています。続巻に期待。
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
宇宙空間を舞台とした独立運動,
By
レビュー対象商品: 〈蒼橋〉義勇軍、出撃! (銀河乞食軍団 黎明篇1) (ハヤカワ文庫JA) (文庫)
20年くらい前に発表された「銀河乞食軍団」シリーズを原本として、その前日談を描いた作品。同時に原本もリニューアルして発売されている様だから、それに彩りを添える新作を、という背景があったのかも知れない。もともとのシリーズを読んだことがないので判然とはしないが、キャラの独特な話し方やSF考証的な説明など、これまでの作者の作品ではあまり見られなかった要素があるので、本来の世界観を壊さないように気を使ったのだろうと想像される。 一方で、作者らしさも健在で、軍隊の組織論みたいな部分や、現場の人間の心構え的な発言などを見つけるにつけ、いつも通りだなあと感じさせてくれる。 一言で言うと辺境の星系間紛争なのだが、対立する政体として、紛争の舞台となる蒼橋、そこの宗主国的な立場の紅天、そして国連的な立場の連邦政府が存在する。 そもそも紅天が資本投下した鉱物資源の採掘先である蒼橋では、当時の不平等な契約が現在まで続いていて、貿易による利益のほとんどが紅天に吸い上げられる構造になっている。それに反発した蒼橋は採掘業者による義勇軍を結成し、採掘業者のストライキを契機として紅天と戦闘状態に入る。しかし、まともに戦うことは戦力的に無理なので、調停者として連邦を呼び寄せるのだが…というストーリー。 蒼橋は何故いま紛争を起こすのか、紅天はなぜ蒼橋を解放出来ないのかなど、政治的思惑がからんだ話や、戦闘艦に関する技術的な話、軍人や職人の考え方など、様々な要素が盛り込まれている。SF考証的な話が途中に盛り込まれるのだけれど、説明がうまく伝わってこない部分もある。巻末に補足図が入るのだけれど、その場所に入れた方が分かりやすかったんじゃないのかな?
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