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最も参考になったカスタマーレビュー
11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
コンパクトな概説書だが掘り下げはやや浅い。むしろ「復習」にこそ有益。,
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レビュー対象商品: 〈生物多様性〉入門 (岩波ブックレット 785) (単行本(ソフトカバー))
生態学の基本から最近話題のグリーンウォッシュまで、広範で複雑な生物多様性保全に関連する話題を網羅して、わずか60ページのボリュームにまとめたことは、賞賛に値する。さすがは「保全生態学の第一人者」と呼ばれる著者である。しかしこれが本当に「入門」かと言うと、その網羅性ゆえに却って疑問符もつく。本書を読んで全くの初学者が生物多様性の大切さを実感できたり、その保全を“我がこと”として感じるようになるかというと、難しいだろう。一つ一つのテーマの掘り下げが浅いものにならざるを得ないためだが、むしろ何か一つを取り上げて、その奥深さを見せる部分があったほうが、初学者にとっては魅力的だったような気がする。(ただしそれでは、このボリュームには収まらなかっただろう。) 私には本書は、歴史の教科書の巻末についてくる年表のように感じられた。全体像を把握するためには非常に役立つ。しかし年表を読むだけでは歴史を学んだことにはならず、むしろある程度学んだ人間の復習にこそ有益である。本書もそのような存在だと思う。 なお、このレビューの本旨からはやや外れるが、著者は本書の中で、日本の若い世代が自然とふれあう機会が減り、学校教育でも自然史が軽視されてきた現状を踏まえて、 > そのため、生物多様性を具体的に認識し、また、適応戦略を読み解く眼力を備えた人材が少ない。 と書く。 > それは、日本社会が抱えているさまざまな「能力」喪失の中でも、もっとも深刻な問題の一つではないか と指摘した部分は、本書中で最も共感した部分であった。 > 昨今、地球温暖化や外来種問題に関して、必ずしも十分な専門的知識を持たない「専門家」の危機の否定・軽視の発言がもてはやされる傾向がある。 > 人々がそれらに同調しがちなのは、まひした心に、それらが心地よく響くからだろう。 という指摘と共に、是非、心にとどめておきたい。
5 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
広く読まれて欲しい,
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レビュー対象商品: 〈生物多様性〉入門 (岩波ブックレット 785) (単行本(ソフトカバー))
読者設定が難しいが,難しい内容も平易に書かれ,ページ数も少ないので広く読まれて欲しい本である.
5 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
基本はわかるが,
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レビュー対象商品: 〈生物多様性〉入門 (岩波ブックレット 785) (単行本(ソフトカバー))
里山や湿地のように、見落としがちだった自然の多様性に、体系的に目を向けるのによい。自分の住んでいる土地をじっとみつめれば、いかに多様かがわかることを説明してあるとよかったかもしれない。 基本はわかるが、入門は自分をみつめるところから始めるべきではないだろうか。
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