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”核”を求めた日本 被爆国の知られざる真実
 
 

”核”を求めた日本 被爆国の知られざる真実 [単行本]

「NHKスペシャル」取材班
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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合計価格: ¥ 2,289

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

国民的議論を巻き起こした「NHKスペシャル "核"を求めた日本」を書籍化! 全日本人必読のドキュメンタリー

核開発・保有の模索、持ちこみの黙認----非核三原則は骨抜きにされていた!

NHK取材班は、当事者から引き出した証言と、入手した極秘文書から衝撃的真実に辿りつく。
元高官、技術者、学者、そして被爆者たちの多角的視点から、わが国の本当の姿に迫る!

--本文まえがきより--
核や安全保障に一定の関心を持っている方は「そんなの常識だ」とか
「よく知られた話では」と思われるかもしれない。現に私も、番組の
放送前、局内外の人から、同趣旨の話をされたことがある。しかし、
その「常識」や「知られた話」を、どのようなファクトでもって語る
のか。そう切り返すと、多くの人は黙り込んでしまった。
私たち報道の人間がよって立つべきは、理屈や抽象論ではなく
「ファクト=事実」である。今回の番組に向けて、私たちが挑戦した
のは、「核」をめぐる新事実をとにかく、かき集めることだった。
幸いなことに、いや、国民にとっては本当に不幸なことだが、取材過程で、
これまで全く明らかにされたことのない、驚くべき「特ダネ」が数多く
集まり、番組に盛り込むこととなった。

内容(「BOOK」データベースより)

核開発・保有の模索、持ちこみの黙認。非核三原則は骨抜きにされていた。元高官、技術者、学者、そして被爆者たちの多角的視点から、わが国の本当の姿に迫るドキュメンタリー。

登録情報

  • 単行本: 201ページ
  • 出版社: 光文社 (2012/1/18)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4334976751
  • ISBN-13: 978-4334976750
  • 発売日: 2012/1/18
  • 商品の寸法: 19.7 x 13.7 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 タブーを越えて核を議論する必要性, 2012/5/12
By 
itgaki (神奈川県) - レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)    (VINEメンバー)   
Amazonが確認した購入(詳細)
レビュー対象商品: ”核”を求めた日本 被爆国の知られざる真実 (単行本)
2010年10月にオンエアされたNHKスペシャル「核を求めた日本」の取材記です。
私自身は番組を視聴していませんが、昨今の「核」に対する気運の高まり(主に原発ですが)もあり、購入しました。

内容は、かつての冷戦時代に非核三原則を政策として打ち出していた日本が、核拡散防止条約への参加に対しての態度を決定する過程で、当時の西ドイツと秘密裏に会議を持ったその席で「日本が核を保有する可能性」について意志を持った発言があったこと、そしてどうしてそのようなことがあったのかを、当時の関係者たちに取材する過程が記述されています。

それに加えて、日本が核を保有する事に対して、外務省の一部ではニュートラルな議論があったこと、佐藤栄作元首相がノーベル平和賞での演説の中で非核三原則を謳うにあたって米国に配慮しながらどのように世界に対して発信していくか?、自国で核を保有しないながらも、アメリカの核の傘を求めていた事、そして世界唯一の被爆国として、現在の被爆者がどのように現在の核軍縮を捉え、自らはどのように行動してきたかなどの取材についても記述されています。

世界の中の日本の地位的なことを考える外交の世界では、上記のような機密会議があったことは想像に難くありません。しかし、現実にあったこととしてそれらをスクープしたことは非常に意義のある事だと思いました。

また、題名では「核を求めた日本」とありますが、それにぴたりとはまる行動は核の傘を求め続けてきた日本の状況であり、直接的に保有する事に関しては否定的だったことが記されています。私自身は、もっと積極的に核保有を考えていたのでは?と思っていた人間なので、非常に意外でしたが新鮮に驚きでもありました。

それ以上に、核を保有しない事について、まず核を保有することも含めてニュートラルに議論し、その上で「保有する能力はもつが、あえて持たない事こそ意義がある」という姿勢は、共感が持てました。
議論がされた当時としては、核を保有する可能性すらオープンに話す事がタブーであった中で、秘密裏にそのような議論を進めなければならないことや、外務官僚の意識が「敗戦国である日本を一等国に保つため」という意識の元にあったというのも、その言論に賛成するかどうかはありますが、そのスタンスは気高さを感じました。

過去の被爆国として同義的に世界をリードしていくべき日本と、現在の近隣諸国の核武装状態の中で安全保障上核の傘を求める日本。
本書にあるように、核はタブーという雰囲気を越えて議論していくべきことだと思います。
そうでないと、核の話はどんどん裏で行われ、それを知る時には今回の原発のような悲惨な状況になりかねません。

そのような意味で、意義のある一冊だと思いました。
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