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”文学少女”と飢え渇く幽霊 (ファミ通文庫)
 
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”文学少女”と飢え渇く幽霊 (ファミ通文庫) [文庫]

野村 美月 , 竹岡 美穂
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

文芸部部長・天野遠子。自称“文学少女”。彼女は、実は食べ物の代わりに物語を食べる妖怪だ。彼女の後輩・井上心葉は、常に彼女に振り回され、「おやつ」を書かされている。そんなある日、文芸部の「恋の相談ポスト」に「憎い」「幽霊が」などと書かれた紙片や、数字を書き連ねた謎の紙が投げ込まれる。文芸部への挑戦だと、心葉を巻き込んで調査をはじめる遠子だが、見つけた「犯人」は、「わたし、もう死んでるの」と笑う少女で!?学園ミステリー、ビター&スイートな第2弾!

内容(「BOOK」データベースより)

文芸部部長・天野遠子。物語を食べちゃうくらい愛しているこの自称“文学少女”に、後輩の井上心葉は振り回されっぱなしの毎日を送っている。そんなある日、文芸部の「恋の相談ポスト」に「憎い」「幽霊が」という文字や、謎の数字を書き連ねた紙片が投げ込まれる。文芸部への挑戦だわ!と、心葉を巻き込み調査をはじめる遠子だが、見つけた“犯人”は「わたし、もう死んでるの」と笑う少女で―!?コメディ風味のビターテイスト学園ミステリー、第2弾。

登録情報

  • 文庫: 318ページ
  • 出版社: エンターブレイン (2006/8/30)
  • ISBN-10: 4757729154
  • ISBN-13: 978-4757729155
  • 発売日: 2006/8/30
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 12,063位 (本のベストセラーを見る)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 これはとても苦いお話です。, 2009/5/10
レビュー対象商品: ”文学少女”と飢え渇く幽霊 (ファミ通文庫) (文庫)
“謎の美少女作家”だった井上心葉(このは・♂)と、自称“本を食べちゃう程すべての物語を深く愛している「文学少女」”の天野遠子をメインに、文学作品を彷彿とさせる事件を描いた作品の第2巻です。

ある日文芸部設置のポストに謎の紙片が入っていた事から、「私はもう死んでいるの」と語る少女・蛍と遠子のバックアップとして活躍する姫倉麻貴の二人を中心に「嵐が丘」の様な事件が展開されて行きます。
これは、荒れ狂う嵐のような激しい「愛情」と表裏一体の「憎しみ」、そして「後悔」に彩られた悲しい物語です。

「失われた時間は新たに歩んで取り返せる」と語り事件の全容を“想像した”遠子先輩。
「時間がない、戻すことも取り返すことも出来ない」事に気付いてしまった心葉。
激しい感情を剥き出しにして、想いを告白する蛍。
すべてを知った上で、記録し物語を紡ごうとした麻貴。
この一連のシーンは非常に衝撃を受けます。

そしてすべてが終わった後のラストシーン。事件の発端となった紙片を味わう遠子先輩が一番印象的。恐怖、悲しみ、切なさ、希望、愛が綴られた紙片がどんな味だったのかは書かれておりませんが、最後の挿絵がすべてを物語っています。

一読の価値がある、とても熱くて苦いお話です。
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15 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 “飢え渇く幽霊”に捧ぐ鎮魂歌, 2007/9/2
レビュー対象商品: ”文学少女”と飢え渇く幽霊 (ファミ通文庫) (文庫)
(文学少女〉シリーズ2作目。

今回、文学少女の前に現れるのは満たされることのない想いを
抱え、運命の袋小路に追い込まれる“飢え渇く幽霊”達です。

とにかく「どろどろ」。

一歩間違えば喜劇になりそうな、暗い情念の
交錯を描くメロドラマ的悲劇が展開されます。

読者としては遠子や心葉と同じく、嵐のように吹きすさぶ
人の愛憎の激しさに翻弄されるしかないのかもしれません。

さて、本巻では遠子が居候する家の息子・櫻井流人が初登場。

一見軟派で、特殊な恋愛観を持つ真正プレイボーイですが、
実は男気もある奴。しかし、それが裏目に出てしまい……。

レギュラーでは、学園理事長の孫・姫倉麻貴がいよいよ本領発揮。
今回は、かなり重要な役割を担います。

もう一人のレギュラー“ツンデレ少女”琴吹ななせは、……。
次巻以降、彼女が報われる話を期待します。
(いや、マジで)
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9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 深い…, 2008/9/15
レビュー対象商品: ”文学少女”と飢え渇く幽霊 (ファミ通文庫) (文庫)
深くて、重くて、心に浸みます。普通の恋愛小説やラノベ、ミステリものとは一線を超えた、世界があると思った。
一巻もそうでしたが…稀に見る良作シリーズです。ラノベと思って侮るなかれです。
気持ちに響いて、刻まれる。何気ない、ささやかな幸せを願わずにはいられません。
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