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“狐”が選んだ入門書 (ちくま新書)
 
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“狐”が選んだ入門書 (ちくま新書) [新書]

山村 修
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

目的をもった読書にとって、よい入門書を選ぶという作業は欠かせない。それはわかりやすい見取り図を示し、適切なチェックポイントを教えてくれるからである。ところが、世間には入門書が溢れかえっており、その時の自分の関心やレベルにあったものを選ぶのは実はとても難しい。その結果、迷路に入り込んでしまって、膨大な無駄を重ねることになりやすい。では、どうすればよい入門書を選ぶことができるのだろうか。そもそも、よい入門書とは何か。広くて深い入門書の世界を解き明かす異色の読書論。

内容(「MARC」データベースより)

目的を持った読書にとって、よい入門書を選ぶという作業は欠かせない。どうすればよい入門書を選ぶことができるのか。そもそも、よい入門書とは何か。広くて深い入門書の世界を解き明かす、異色の読書論。

登録情報

  • 新書: 231ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2006/07)
  • ISBN-10: 4480063048
  • ISBN-13: 978-4480063045
  • 発売日: 2006/07
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 355,864位 (本のベストセラーを見る)
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20 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 最後の書評, 2006/8/25
By 
レビュー消され屋 - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: “狐”が選んだ入門書 (ちくま新書) (新書)
 書評家としてきわめて良質な面白い書評を書き続けてきた著者が逝った。存命中から

その正体に関してはいろいろな噂が立っていたことが懐かしい。

 本書ではヨーロッパ思想入門など、名著、良書が取り上げられている。

 著者最後の”書評”を心行くまで味読したい。
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23 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 生命の最後の輝きが生んだ珠玉の1冊, 2006/8/20
By 
八雲立つ - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)   
レビュー対象商品: “狐”が選んだ入門書 (ちくま新書) (新書)
入門書というと普通、ハウツーものを考えがちだが、この本の捉え方は違う。そしてハッと気付かされる。あらゆる新書は本来、著者がいう意味での「入門書」なのではないかと…。
そして空前の新書ブームの中、脇道に逸れた新書があまりに多いことを知る。

この本は著者の闘病生活の中から刊行されたという。その一ヶ月後、読者は訃報に接することとなってしまった。まっとうな姿勢から紡ぎ出されたことばの一葉、一葉に、生命の最後の輝きが宿る。存命中にこの作品が完成したことがせめてもの救いとなった。
珠玉の1冊を遺された著者に感謝の意を込め、心からご冥福をお祈りする。
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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 言いがかり、と非難されること覚悟で, 2009/1/25
By 
モワノンプリュ (Japan) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)   
レビュー対象商品: “狐”が選んだ入門書 (ちくま新書) (新書)
 やっぱり、うまいナァ、と思う。文句のつけようがない、知性も教養も感性も謙虚さも備えた、絶妙のバランスで書かれた本の紹介。
 もし、これに文句をつけるなら、「あまりに絶妙のバランス」だとか、「それが紹介であること」だとか、「言いがかり」としか言いようのない文句になるだろう。
 しかし私はその「言いがかり」を、敢えてつけてみたい。「あまりに絶妙のバランス」、「紹介であることが惜しまれる」、と。
 かつて金井美恵子は、確かどこかで、「書評なんてバカでもできる」と言い放った。あるいは蓮實重彦は、「書評は批評としての覚悟を欠いた批評であり、いわば盗みであることの覚悟を欠いた盗み、つまり万引きに似ている」という趣旨のことを言った(「批評の断念/断念としての批評」、『早稲田文学1』所収)。さらにあるいは高橋源一郎は自分の書評集に、『人に言えない習慣、罪深い愉しみ』というタイトルをつけた。そういう言葉も、コロコロと舌先に転がしてみる。
 私は何が不満なのか? 〈狐〉には知性も教養も感性も謙虚さも、絶妙なバランス感覚も備わっているというのに……しかし私は、知性と教養と感性と謙虚さと、絶妙なバランス感覚を備えた本の紹介を、どこかで許しがたく思う。

付記:枝葉末節ながら、p210の「レオナルドがとりつかれたいわれがある」は、私の語感では「レオナルドがとりつかれたゆえんがある」とすべきだと思う。またp212の「一刀両断」の用法には疑問がある。隙のない文章に、わずかに見つけた綻び、のようなものだが。
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