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“文学少女”見習いの、卒業。 (ファミ通文庫)
 
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“文学少女”見習いの、卒業。 (ファミ通文庫) [文庫]

野村 美月 , 竹岡 美穂
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

もうひとつの”文学少女”の物語の、終わりとはじまり。
「わかったでしょう? 邪魔よ」 親友の瞳から、そう告げられた菜乃。しかも心葉は、そんな瞳とつきあうという! 仰天する菜乃の前に、さらに、瞳の過去――人を死なせたと噂された三年前、彼女の側にいた人物が姿を現す。瞳に何か起こっているなら、引くわけにはいかない! 心を決め、動きはじめた菜乃に、心葉は一冊の本を差し出し……。瞳が抱く秘密とは? そして、迫る心葉との別れと、菜乃の初恋の行方は――。もうひとつの”文学少女”の物語、堂々完結!

内容(「BOOK」データベースより)

「わかったでしょう?邪魔よ」親友の瞳から、そう告げられた菜乃。しかも心葉は、そんな瞳とつきあうという!仰天する菜乃の前に、さらに、瞳の過去―人を死なせたと噂された三年前、彼女の側にいた人物が姿を現す。瞳に何か起こっているなら、引くわけにはいかない!心を決め、動きはじめた菜乃に、心葉は一冊の本を差し出し…。瞳が抱く秘密とは?そして、迫る心葉との別れと、菜乃の初恋の行方は―。もうひとつの“文学少女”の物語、堂々完結。

登録情報

  • 文庫: 412ページ
  • 出版社: エンターブレイン (2010/8/30)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4047267252
  • ISBN-13: 978-4047267251
  • 発売日: 2010/8/30
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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17 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 後味すっきり青春味, 2010/8/31
By 
ブラック珈琲 (東京都) - レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: “文学少女”見習いの、卒業。 (ファミ通文庫) (文庫)
 菜乃の物語、遂に完結!そこに何があったかといえば、純粋な想いがあり恋がありそして失恋があり−−。菜乃、やはりというか心葉の遠子先輩への想いの牙城を崩すには及ばず、でも心葉の心に残したものは確かにあって……。
 「こころ」と「桜の園」をモチーフにした物語運びは相変わらず見事、書き手を錯覚をさせるいつもの叙述トリックも含めて。本編の感想としてはみんなして病み過ぎ勝手に思い込み過ぎ、一途過ぎとそんなことを思ったりしました。いや相手を好きなのは分かるんですけど、もっとこうその相手にもすぐ分かるように単純に愛したら楽なのになあ、と。まあ人間、そうそう思い通りに自分の気持ちを表現も、制御も出来ないのでしょうけども。
 菜乃の最後辺りの心葉への述懐が今巻最大の見せ場、読んでいて胸が熱くなりましたです。終わり方がとても良く、最高の気分でこの外伝のシリーズを読み終えることが出来ました。次は挿話集4とのこと、こちらも楽しみに待ちたいと思います。
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14 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 菜乃は将来『度量の広い、魅力的で思いやりのある、最高の女』になるよね, 2010/9/3
By 
えねま - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)   
Amazonが確認した購入(詳細)
レビュー対象商品: “文学少女”見習いの、卒業。 (ファミ通文庫) (文庫)
 『文学少女』シリーズの続編である『"文学少女" 見習い』シリーズの最終巻。
 この巻では菜乃の友人であるクール・ビューティー瞳をメインにした物語と、心葉の卒業がメインとなっています。
 それにしても、『文学少女』シリーズに登場する少女達って、表に出すと内に秘めるの差こそあれ情熱的な業の深い娘が多いですよねぇ。それだけに男達のヘタレぶりが目につくのもまた事実なんですが(^^;)。
 ところで作者あとがきに「遠子が去ったあと、心葉がどんな学園生活を送るのか想像しているうちに菜乃が生まれました」と書かれていますが、確かに遠子先輩が卒業した後の心葉を支えていたのは菜乃であることは間違いありません。というか、菜乃が純真無垢な笑顔を向けながら振り回してくれたからこそ、心葉は遠子先輩がいない学園生活を充実できたのだと思います。
 麻貴先輩の台詞じゃないけれど、菜乃は将来『度量の広い、魅力的で思いやりのある、最高の女』になることでしょう。
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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 張り巡らせた伏線とその劇的な回収が見事, 2010/9/9
By 
DSK - レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)    (VINEメンバー)   
レビュー対象商品: “文学少女”見習いの、卒業。 (ファミ通文庫) (文庫)
・“文学少女”見習いの、寂寞。(全320頁)
菜乃ちゃんの親友、瞳ちゃんの、前巻での挑戦的な引きを受けて始まりつつ思わぬ方向に進んだ展開が、次から次へと新たな意味合いを持って読み手を翻弄する見事な物語。「これは本当の三角関係だなぁ」と言える繊細で絶妙な設定を壮絶に描いている。しかも、今回の原典に漂う狂気の世界をトレースしながら、より複雑な想いを重層的に盛り込む凄さもあった。ある意味で独特の耽美も醸しており、これまで以上の古典文学へのオマージュを感じなくもない。それぞれの立場で異なる解釈がすれ違う切なさには『藪の中』(著:芥川龍之介)さえ想起させた。数多の伏線を1つずつきっちり回収していく見事な構成と展開に思わず唸る力作であろう。実は「おマセねぇ、瞳ちゃん」という中1時代の話には儚げな危うさも有するが、瞳ちゃんの大人びた言動で行き過ぎを上手く回避させており、場合によっては激欝にもなり得るところも、菜乃ちゃんの明るい猪突猛進とすっとぼけた言動が程良く緩和している。さらには琴吹さんが何とも言えない存在感で笑わせてくれる。

・ある日のななせ(タイトル+9頁)
前巻の後日談的“夕歌”とのやり取り。自分の居場所というか身の置き場所に苦慮していた琴吹さんの、心葉との距離感を見出したかのような、一種カラッとした雰囲気が良い。

・“文学少女”見習いの、卒業。(タイトル+76頁)
サブタイトルの「サヨナラのための短い物語」が全てを表す卒業式の1コマ。本編の遠子先輩に続いて心葉の卒業も描かれた有意義さと併せて、見事な成長を遂げた菜乃ちゃんが眩しく輝いている。もっと早く出会っていたら違ったのにぃ、という、菜乃ちゃんに感化された琴吹さんが弾けている。
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