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16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
“繋がれた愚者”に赦しを,
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レビュー対象商品: “文学少女”と繋がれた愚者 (ファミ通文庫) (文庫)
〈文学少女〉シリーズ3作目。今回、“文学少女”が対するのは、過去に縛られ立ちすくむ“繋がれた愚者”達です。 遠子の独断により、文化祭で劇をすることになった文芸部。 演者として琴吹さん、そしてシリーズ第1作に登場した芥川くんと竹田さんを迎えます。 本作でメインとなるのは、心葉の級友・芥川くんのエピソード。 ただ心葉も、しだいに傍観者ではいられない立場に立たされていくことに…。 劇の演目は、本作自体のモチーフでもある友情と愛情の葛藤を描いた白樺派の代表的作品で、 この作中劇が、作中現実と入れ子構造をなすことで、劇と現実の人物が対照されて描かれます。 劇のクライマックス。 芝居は遠子の一人語りの様相を呈しはじめ、 “文学少女”の面目躍如たるところを見せてくれます。 〈壊れてみて、傷ついてみて、はじめて知ることができるものがある〉 遠子による尊く“お目出たい”人間賛歌に対し、 心葉が精一杯の「返答」をするところに 彼の「前進」を見てとることができます。 しかし、ラストで衝撃の事実が発覚。 どうやら、心葉の本当の「試練」は、これからのようです。
16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ギャグ→シリアス→ハッピ−エンド,
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レビュー対象商品: “文学少女”と繋がれた愚者 (ファミ通文庫) (文庫)
文学少女の三作目。最後に文学少女の想像、つまり推理が来ることで真の真実が暴かれる。 それは絶望に沈んでいく物語を輝かせて 読後に心地のよい清々しさを与えるように感じる。 中盤の物語のシリアスさはラストを際だたせる物といっても過言ではない。 話はシリアスなのだけれど、登場人物はすれ違って、食い違って、苦しんでいるけれど 人生も捨てたもんじゃないと思わせてくれるような。 登場人物紹介のところは女性キャラ少し多めで いわゆるツンデレとかもいるけれどただの「萌え小説」では無い。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
過去と幻想と痛み、未来と夢と希望,
By Eclipse (岩手県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: “文学少女”と繋がれた愚者 (ファミ通文庫) (文庫)
“謎の美少女作家”だった井上心葉(このは・♂)と、自称“本を食べちゃう程すべての物語を深く愛している「文学少女」”の天野遠子をメインに、文学作品を彷彿とさせる事件を描いた作品の第3巻です。ある日、遠子先輩が図書館の本のページが切り取られていた事に気付いた事から物語が始まります。 本巻では、「“文学少女”と死にたがりの道化 」で脇役だった芥川くんが中心になり、「友情」をお題目としたストーリーが綴られて行きます。 芥川くんを取り巻く環境、過去と現在の「友情」をなぞらえた様な二つの出来事が、なぜ彼が頑なに誠実であろうとするのかを明らかにし、彼の苦悩が浮き彫りにされます。 繋がりある過去と現在の「友情」の真相を遠子先輩が“想像”する事で、芥川くんも彼女もそれぞれの新たな道を進もうとする、爽やかな苦味を感じさせる物語です。 余談ですが、このシリーズは物語本文と、物語の中心にいる人物の独白(太字の文)の2つのパートで成り立っています。 読み終わった後に改めて独白部分を読み返して見ると、ストーリーの伏線が実に多く隠れている事に気が付くでしょう。 未来(つまり、今後の展開)の伏線もある様で、どうやら芥川くんの「友情」をなぞらえた物語は未来にも起こりそうです。 それがどんな結末を迎えるのか、どうぞ手に取って堪能して下さい。
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5つ星のうち 5.0
青春はレモンクッキーの味……?
『“文学少女”と繋がれた愚者』です。いわゆる文学少女シリーズの第3巻です。... 続きを読む
投稿日: 2007/1/31 投稿者: ミーミルの泉
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