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22 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
今回も高い完成度で、ますます高まる最終章への期待,
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レビュー対象商品: “文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫) (文庫)
好調の“文学少女”シリーズ、待望の六巻目。第五巻からちょっと時間を巻き戻して、二巻と三巻の間、夏休みのお話です。「番外編」ということで、今回は本筋とは絡まないお気楽な内容かと思いきや、なかなかそうでもありません。 心葉と美羽の物語は少しお休み。芥川君、ななせや竹田さんの出番も無しの今作では、いままでは物語を進める上での切り札・便利屋的な役割だった姫倉麻貴がメインの役どころ。 姫倉家の別荘に隠された過去の秘密を泉鏡花の作品群になぞらえて、いつのもように“文学少女”がお見事な「想像」を披露し、関係者の心を解放します。 また、心葉と遠子先輩の危うい心の繋がりや、先輩の葛藤(?)がぐっと掘り下げて描かれており、当然三巻以降を先に読んでいる読者としてはやや戸惑う面もありますが、ここはやはり次巻以降のクライマックスに向けて、時を戻してでも描いておかなければならぬ必然性があったと見るべきでしょう。 そしてエピローグはまたしても意味深&衝撃的で、これから描かれるであろうおそらくは哀しく切ない、でも温かな最終章への期待をますますかきたてられます。
15 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
“月花を孕く水妖”の「秘密」とは,
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レビュー対象商品: “文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫) (文庫)
〈文学少女〉シリーズの6作目にして、初の番外編。時系列的には「2.5巻」に相当するのですが、内容的には7作目の予告編といえます。 また、今回は姫倉家の話ということで、表向きは麻貴にスポットが当てられていますが、 実は「遠子編」といっていい内容になっています。 これまでの遠子は、いわば登場人物たちの魂の代弁者であり、彼らが 背負う、「物語」に救済をもたらすセラピストの役割を果たしてきました。 そんな因果の外側にいたはずの彼女にも、胸に秘めた「秘密」があることが今回明らかになります。 ――あなたは、私を知りますまい。 引用される『外科室』の一節が示すように、“文学少女”たる 彼女こそ、本シリーズの最後にして、最大の「謎」なのです。 では、もう一人の主人公・井上心葉は? 彼の名前を乱暴に読み解けば、井上は「イド」、心葉は「言葉」になる前の想いや気持ち、と考えられます。 つまり、作家として、あるいは人としても、他者に伝えるべき「言葉」を持たない存在であるということです。 本シリーズはそんな心葉が、遠子のみせる「月花」(≒物語)を心に宿し ていくことで、「言葉」を獲得していく物語だったのではないでしょうか。 今回で、ある程度、行く末が見えてきた本シリーズ。 しかし、そこはサービス精神旺盛でサプライズ好きな著者のこと、きっと また、ツイストのきいた結末を用意してくれるはずだと期待しています。
19 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ずっと遠子先輩のターン!,
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レビュー対象商品: “文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫) (文庫)
全国2300万人の遠子先輩ファンの皆様、お待たせいたしました!4、5巻で出番が減りまくっていた僕らの天野遠子が帰ってきた! 恥らう天野遠子! むくれる天野遠子! 怯える天野遠子! 腹をすかせる天野遠子! 寝乱れる天野遠子! 酔っ払う天野遠子! 噛み付く天野遠子! 寂しげな表情をする天野遠子! 「ありがとう」「ごめんなさい」を素直に言える天野遠子! そして幸福な物語を「想像」する天野遠子! 僕らの見たかった遠子先輩がここにいる! 存分に堪能し、やがて訪れるフィナーレに向けて心の準備をするのだ! 夢から覚めても、天野遠子の物語が残るように! 自分を励まして、次の物語に進むことができるように!
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5つ星のうち 5.0
あなたは私を知りますまい
『“文学少女”と月花を孕く水妖』です。文学少女シリーズ第6巻。ですが、特別編です。... 続きを読む
投稿日: 2008/3/5 投稿者: ミーミルの泉
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