内容紹介
時代を超えて世界中で愛され続ける、子供から大人まで使える椅子「トリップトラップ」や「バランス・チェア」。それらを手がけたノルウェー工業デザインの第一人者、ピーター・オプスヴィックが綴る革新的な椅子デザインの本。座る姿勢を取ることが増えてきた人類が、本当に求める快適な椅子とはどんなものなのか――人間工学に適った機能面と独特のデザイン面が際立つ数々の作品とともに、著者ならではの椅子デザインへの考察が凝縮された貴重な一冊。オールカラーでどこから読んでも楽しく美しい。
著者について
著者:ピーター・オプスヴィック(Peter Opsvik)
1939年生まれ。ノルウェー人工業デザイナー。Bergen Kunsthandverksskole(現ノルウェー国立ベルゲン芸術大学)およびStatens Handverks-og kunstindustriskole(SHKS・現ノルウェー国立オスロ芸術大学に統合)で教育を受ける。1970年フリーランスの工業デザイナーとなり、現在は7人の仲間とともにオスロで自身のデザインスタジオを構える。2000年、家族とともに「大きな挑戦のための小さな基金」を設立。2001年にはデザイン団体ノシュク・フォルムとともに「国境なきデザイン」の活動を開始するなど、積極的に社会活動も務める。
北欧家具デザインの第一人者として、家具メーカー「ホグ」「スットケ」「シリンドラ」と連携して椅子や家具のデザインを多数手がけ、国内外で多くのデザイン賞を受賞している。彼のデザインによる子供用椅子「トリップトラップ」や「バランス・チェア」は発売から変わらぬ人気で、世界中のファンに愛され続けている。
日本語版監修者:島崎 信(しまざき まこと)
武蔵野美術大学名誉教授。北欧建築デザイン協会副会長。日本フィンランドデザイン協会理事長。NPO法人東京・生活デザインミュージアム代表理事。鼓童文化財団理事長。島崎信事務所代表。
椅子研究、北欧デザイン研究の第一人者。インテリアデザインに関する展覧会やセミナーの企画を多数手がける。現在は、日本のデザイン産業の発展のためにデザイン活動を含め多岐に渡って活動中。著書に『ノルウェーのデザイン』(誠文堂新光社)『美しい椅子1~5』(エイ出版社)など多数。
訳者:豊田成子(とよだ しげこ)
立命館大学文学部卒業。英語教師、法律事務所事務員を経て、翻訳家に。訳書に『フラワーエッセンス』『1001の自然生活術』(いずれも産調出版)など。