出版社/著者からの内容紹介
◆変遷する家・家族・家庭技術を認知科学でとらえ直す◆
家族の風景は激変しました。「おふくろの味」はレトルトやファストフードの味に代わり、子どもも親も塾や仕事に忙しくて顔を合わせるのもままなりません。ケータイが家族をつなぐホットラインになっているのもうなずける話です。また高齢者介護などの問題も山積しています。本書は大胆な家庭崩壊論で論争をまきおこした梅棹忠夫氏、民博の「ソウルスタイル」展示で大きな反響を呼んだ佐藤浩司氏など、認知科学界以外からも幅広い参加を得て、家族の変貌、技術の役割、伝統と慣習、高齢者介護などこれからの〈家〉のありかたに認知科学の光を当てた、ユニークな一冊です。編者野島は『誰のためのデザイン?』の訳者でNTT研究員、原田は法政大学教授。
家族の風景は激変しました。「おふくろの味」はレトルトやファストフードの味に代わり、子どもも親も塾や仕事に忙しくて顔を合わせるのもままなりません。ケータイが家族をつなぐホットラインになっているのもうなずける話です。また高齢者介護などの問題も山積しています。本書は大胆な家庭崩壊論で論争をまきおこした梅棹忠夫氏、民博の「ソウルスタイル」展示で大きな反響を呼んだ佐藤浩司氏など、認知科学界以外からも幅広い参加を得て、家族の変貌、技術の役割、伝統と慣習、高齢者介護などこれからの〈家〉のありかたに認知科学の光を当てた、ユニークな一冊です。編者野島は『誰のためのデザイン?』の訳者でNTT研究員、原田は法政大学教授。
内容(「BOOK」データベースより)
家事労働が外注化されケータイが家族を繋ぐ時代。人々の認知活動という視点からとらえた激変する家族の風景、その現在と未来。
内容(「MARC」データベースより)
家事労働が外注化され、ケータイが家族を繋ぐ時代。人々の認知活動という視点からとらえた激変する家族の風景の現在と未来を考察する。2001年に開催したシンポジウム「家の中の認知科学」を母体に編集。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
野島 久雄
東京大学文学部卒業、同大学大学院教育学研究科修士課程修了。現在NTTマイクロシステムインテグレーション研究所勤務。博士(情報科学)。専門は、認知心理学、認知科学
原田 悦子
筑波大学第二学郡人間学類卒業、同大学大学院博士課程心理学研究科中退。日本IBM基礎研究所を経て、現在法政大学社会学部教授。教育学博士。専門は、認知心理学、認知科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
東京大学文学部卒業、同大学大学院教育学研究科修士課程修了。現在NTTマイクロシステムインテグレーション研究所勤務。博士(情報科学)。専門は、認知心理学、認知科学
原田 悦子
筑波大学第二学郡人間学類卒業、同大学大学院博士課程心理学研究科中退。日本IBM基礎研究所を経て、現在法政大学社会学部教授。教育学博士。専門は、認知心理学、認知科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
抜粋
家という場に認知科学の知見を活かすことが必要であり、また可能であると考えている。幼児から高齢者までの多様なユーザがさまざまな目的で利用する家の中における使いやすい道具のデザイン(ユニバーサルデザイン)とはいったい何なのか。また、家事の大部分を占めているのは、いつ掃除しようか、夕食は何にしようか、服を新調するかというようなこまごまとした判断である。そのような些細ではあるが膨大な情報処理を支援するためにはどういう意志決定システムが必要なのだろうか。同じ家の中にいる他者の生活空間やプライバシーを侵害することなく他者との適切なコミュニケーションをするためにシステムをどうデザインしたらいいか。「公」ではなく、目的志向的でない活動、自分の嗜好を第一とした「私」活動において、認知科学の視点から何が考えられるだろうか。そして、家の中に、どのような文化や慣習・知識の学びの場、伝達の場をつくっていったらよいか、など認知科学が対象とすべきことはたくさんあるだろう。
すなわち、人と人、モノとモノがぶつかり合う場所としての〈家の中〉を対象とした認知科学が必要になってきたのである。(「はじめに」より)
すなわち、人と人、モノとモノがぶつかり合う場所としての〈家の中〉を対象とした認知科学が必要になってきたのである。(「はじめに」より)