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5つ星のうち 5.0
強敵‘偽神’の補助種族の侵攻を撃破せよ!苦闘ローダン・シリーズ第272巻。,
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レビュー対象商品: “マルコ・ポーロ”強行出撃!―宇宙英雄ローダン・シリーズ〈272〉 (ハヤカワ文庫SF) (文庫)
大群の秘密を探るべく分散行動を取るテラナーにそれぞれ襲い掛かる狡猾な敵との熾烈な戦いを描く大長編SFスペース・オペラ宇宙英雄ローダン・シリーズ第272巻。本巻の執筆者は、怖い物知らずの新鋭ヴルチェクと百戦練磨の古強者フォルツです。アトランを隊長とする特別コマンドは惑星ゲブラ1への潜入に成功するが、敵の狡猾な罠に掛かり思わぬ危機に見舞われる。一方、ローダンの指揮で待機していた旗艦《マルコ・ポーロ》にも魔手が迫っていた。本編ではシリーズの人気を二分する両雄が窮地に陥って、それぞれの技量が試されるという珍しい豪華な趣向が取り入れられていて、贅沢に何時もの2倍楽しめて得した気分になるでしょう。『《マルコ・ポーロ》強行出撃!』エルンスト・ヴルチェク著:偽神の補助種族である道化がアトランのコマンド部隊を時間遅延フィールドで拘束し、ローダン側にはヘビ頭を持つラクーンという異生物の大部隊が船内に攻めて来るという絶対絶命の危機に、読者の手に汗を握らせる大興奮が味わえます。『消えた仮面の男』ウィリアム・フォルツ著:本編は仮面の男アラスカが主役で、突然彼の顔面のカピン断片が活性化した謎に端を発して驚異的な出来事が次々に起こります。普段は冷静な彼がひとりの人間として普通に苦悩する心情を赤裸々に描き切る感動的で優れた作品になっています。 本巻の翻訳者のひとり天沼春樹氏のあとがきは夢コレクションのお話で、列車に乗り込むと見知らぬ駅を通過し決して目的地に到着しないというご自身の悪夢を紹介されています。シリーズ初の事態ですが、池田香代子氏の翻訳が間に合わず後半部分のお話は一つ前倒しになっていて筋の繋がりが変になっています。厳しい方はお怒りになられたかも知れませんが、私自身は30年以上も続く長大な翻訳プロジェクトですから継続のご苦労に思い至り、こういう事も致し方無いかなと全面的に許容したいと思います。
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