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“いじめ学”の時代
 
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“いじめ学”の時代 [単行本]

内藤 朝雄
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

さようなら、デタラメだらけのいじめ論。―いじめ学誕生を告げた名著『いじめの社会理論』のエッセンスと、その背後にある著者の生い立ちを交えてつづった、未来を作る“いじめ学”、はじめての入門書。著者伝説の寄稿「“熱中高校”って何だ」(1981年)も再録。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

内藤 朝雄
1962年東京に生まれ、愛知に育つ。愛知県立東郷高校在学中、教師集団による組織的な暴力と虐待をやめさせようと立ち上がるが、自主退学に追い込まれる。その後、東京大学大学院を経て、明治大学文学部准教授。専門は社会学。初めての単行本である『いじめの社会理論』(柏書房、2001年)は、いじめ発生のメカニズムを解明した書として高い評価を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 229ページ
  • 出版社: 柏書房 (2007/10)
  • ISBN-10: 4760132198
  • ISBN-13: 978-4760132195
  • 発売日: 2007/10
  • 商品の寸法: 18.6 x 13 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 いじめについての、腑に落ちないことがストンと落ちる, 2007/11/1
レビュー対象商品: “いじめ学”の時代 (単行本)
著者はいじめ問題への現実的提案を示すことに関しては、ほとんど唯一と言ってよい人物。にも関わらず今ひとつ名前が浸透していないのは、過去の著作が皆、小難しい論文調だったからだと思うが、「入門編」らしい今作はたぶん誰でも分かるように書いてある(私は2日ほどで読めた)。それでも大事な部分はフォローされているので、「どうすればいじめがなくせるか」を理解する分には、これでも十分だろう。

内藤氏が10代の頃洗礼を受けた、愛知県の管理教育についても触れている。その凄まじさについては、過去にも本人がブログなどで一部語っていたが、まとまった形で読むとたしかに想像を絶している。後半には、当時の教師のひとりとの対談も収められているのだが、この人が語る、ごくふつうの人が鬼教師になってしまう仕組みについての、実体験的な考察が面白い。
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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 本当の解決策, 2007/11/21
レビュー対象商品: “いじめ学”の時代 (単行本)
いじめ問題を本当に解決したいのであれば、著者が指摘するように、いじめの温床になってしまう閉鎖された空間に生徒を押し込む現在の学級制度そのものの改革が必要なのだと思う。学校関係者は、早期に新たな制度作りに取り組んで欲しい。これ以上、自殺者が出るのは勘弁だ。心からお願いしたい。
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18 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 そうだったのか、いじめ問題, 2007/11/25
レビュー対象商品: “いじめ学”の時代 (単行本)
すでにいじめに関する学術書を世に出している内藤氏が今回平易な言葉と噛み砕いた表現、そして、氏の個人史まで導入したところにまずは、いじめ発生のメカニズム、抜本的な解決法を万人に読んで知ってもらいたいといういじめ研究の学者としての熱意と責任、氏の人間味が感じられる。
そもそも、いじめは何かといういじめ発生のメカニズムが興味深い。
今まで、私たちは、そこを押さえずして、いじめ問題を論じてきたが、それが如何に浅はかであった事を知る。
著書のキーワードとなる「中間集団全体主義」「欠如」「全能感」「ノリの秩序」「利害計算」とそのメカニズムを丁寧に導き明かしてくれる。
それならば解決法は?と身を乗り出す事となる。内藤氏の思惑通り、思考の回路を開けてもらっている感がある。対策として「学級制度の解体」「学校への警察の介入」「教育のチケット制」など納得していく。
著書の中に凶悪犯罪の資料があるが10〜19才の殺人検挙数の数が現在、1950年代初頭の五分の一であること、強姦検挙数が十分の一以下であることなどどれだけの人が認知していただろう。いじめも氏が考えるように人類共通の病気であり、したがって当然昔から存在するものであり、これほど騒がれる今に始まった事ではないという認識。学校を決して神聖視すべきでないという考え。これらを踏まえて、マスコミ報道や先入観を払拭して再確認をする重要性を教えられる。
自分自身の心の中、自身のいる場を総点検できる一冊である。
学校で学ぶ生徒達、保護者、公園デビューのママ達、ストレス抱える社会人、たそがれ世代、シルバー等々、そして教育者、この著書を一読後、それぞれが万人の一人として、自分流にいかして行動してみたらどうかと思う。
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