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“あなた”の人生をはじめるためのワークブック―「こころ」との新しいつきあい方 アクセプタンス&コミットメント
 
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“あなた”の人生をはじめるためのワークブック―「こころ」との新しいつきあい方 アクセプタンス&コミットメント [単行本]

スティーブン・C. ヘイズ , スペンサー スミス , Steven C. Hayes , Spencer Smith , 武藤 崇 , 原井 宏明 , 吉岡 昌子 , 岡嶋 美代
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

Time誌が新世代の認知行動療法(第3世代の行動療法)として取り上げた、話題沸騰の「アクセプタンス&コミットメント・セラピー」のワークブック。最新の科学的心理学に裏づけられ、しかも「人にやさしく、あたたかい」。

内容(「MARC」データベースより)

『Time』誌が新世代の認知行動療法(第3世代の行動療法)として取り上げた、「アクセプタンス&コミットメント・セラピー」のワークブック。前向きに生きるために、どのようにすれば苦悩から抜け出せるかについて説く。

登録情報

  • 単行本: 301ページ
  • 出版社: ブレーン出版 (2008/03)
  • ISBN-10: 4892429279
  • ISBN-13: 978-4892429279
  • 発売日: 2008/03
  • 商品の寸法: 25.4 x 18.2 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 370,544位 (本のベストセラーを見る)
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16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
うつや不安という自分のこころの問題に打ち勝つための方法ではなく,
逆に,こころの問題はそのままに受け容れることで,うつや不安など
の問題から自由になるという方法が書かれています。
(これは“問題の形態”を変容させようとするのではなく,
“問題のもつ問題としての機能”を変容させるということのようです)

セラピーの方法としては,滝や葉っぱ,列車などのイメージを使っったり,
問題を擬人化させるなどして,一歩下がった視点から自分のこころを
観察するなどがあります。

この本には,私たちがこころの問題と付き合っていくための
沢山のヒントがありますが,一番,著者が伝えたかったことは,
こころの問題の有無に関わらず,一人ひとりが自分の価値に沿って
有意義な生活を送ることの大切さなのではと感じました。
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
この本は一言で言うならば、外来森田療法で医師が患者に、あるがままを具体的に行う方法を指し示す為の、実践書のようなものと思います。『あなたの人生をはじめるためのワークブック』は、第3世代の行動療法を一般の方が実践するための手引書、となっていますが、森田療法とほとんど差異はないと思います。しかし、私は幾つかの違いはあると感じています。
違いの一つ目は、距離を置いて苦痛苦悩の原因である、情動、思考、感覚、衝動、記憶などを観察するというエクササイズであります。私の知る限り、森田正馬先生をはじめとする優れた森田療法家の諸先生方で、距離を置く(分かりやすい表現)、という表現でのあるがままの実践の指導はなかったように思います。実際、強い不安のために寝込んでしまうような患者(私もその一人でした)には、距離を置く、このエクスポージャは大変有効に感じます。

違いの二つ目は、強迫観念に対する対処の仕方を、アニータ叔母さんに対する対処の仕方のように、分かりやすく論理的に懇切丁寧に説明されている点です。困り者のアニータ叔母さんを歓迎すれば大人しくなり、いつのまにかどこかに行ってしまう。しかし、こちらがアニータ叔母さんを無視したり早くどこかに消えてくれ、と思っていると、アニータ叔母さんは敵対して大事なパーティを台無しにしてしまう、と説明されてあり、こちらの対応の仕方で決まるとの考えです。私は例えの上手さに思わず笑ってしまうとともに、著者の心の洞察力に、感服させられました。

またこの本は言語、思考の罠という表現で、森田療法や認知行動療法を受けた患者の中で一部治りにくい人がいる、その理由を分かりやすく説明している。
森田療法、行動療法であるがまま、エクスポージャおよび儀式妨害を治療者から学び、初めの間は上手くいき、とらわれから解放される。そこですぐ実生活を大事にしていく行動をとる人は全治となる。しかし、過度にとらわれから解放されることを期待して、あるがまま、エクスポージャをやるとかえってますます苦しくなり行き詰まってしまう理由を、言語、思考の罠で説明されている。あるがままの実践、エクスポージャーの実践をすると、とらわれから解放されるはずだ、と論理的に考えても、心の中は、心の外と違い、論理的な言語、思考が役に立たない世界であり、それは強迫観念と戦っているのである、と著者はやさしく説いている。そして、ただ(只管)、あるがままの実践、エクスポージャーの実践、が必要と書いている。森田療法では、これを思想の矛盾という用語で説明されており、同じ考えであるが、私は噛み砕いて説明されている著者に尊敬の念を覚えるのである。
そして、価値ある行動(森田療法なら目的本位の行動)を行っていくと、とらわれの原因も流れて行き、実生活も活き活きしたものになると説いている。
最後にこの本は、患者でない一般の方も、これから大不況に進むと思われる日々の状況において、活き活きと生きていく何らかのヒントが得られるような感じを私は持っています。
このレビューは参考になりましたか?
11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
不快なものを避けることは生物として当然のことだ。

けれど痛みや不安を回避することは、痛みや不安を大きくする。このことは多くの実験や、多くの臨床経験から繰り返し確かめられている。

アクセプタンス・コミットメント・セラピーは、この実験的にも臨床的にも確かめられた知見に基づいて組み立てられている。

不快さを回避することで強大化させないためのスキルは(何もせずにほっておけ、なんてとんでもない)、一部は行動心理学や行動分析の知見や技法から、一部は仏教の修行法であるヴィパッサナーから心理療法に取込まれたマインドフルネスと総称されるテクニックから、得られている。解釈し、予測するヒトの能力を休ませて、今現在起こっていることのみに注意を向け、観察する。それだけでも、ヒトは不快さから逃げる鬼ごっこを止め、扱えるだけの大きさのものとつきあい方を学び始めることができるのだ。

ブッダの教えに従っても、死者は生き返らず、病いも消え去らない。だったら何の意味があるのか、と問われてブッダは「二の矢を受けず」と答えた。一の矢、自分や家族やその他あらゆるヒト、生物の死も、病いの苦しみも、は消え去ることはない。けれど、二の矢、苦しみについて苦しむことは、やめることができる。アクセプタンス・コミットメント・セラピーは、死んだヒトを生き返らせたり,別れた恋人を戻って来させたりはできない。けれど、そうした悲惨や不快について苦しめられることを避けて,苦しみを自分のできる範囲で取り扱う、そうしたやり方のひとつを教えてくれる。
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