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53 人中、50人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
一期一会,
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レビュー対象商品: ’98.12.28男達の別れ (CD)
このライヴが収録されたその時、その場所に僕は居た。本ツアーを最後に結成時からのベーシストが脱退するという事が事前に知らされていた事もあり、このメンバーでは「最後のライヴ」という特別な意味合いがあった訳だけど、後日この「最後のライヴ」という意味が別の重みを帯びてくる事になるのは既に知られている通り。これが佐藤伸治氏存命時の最後の演奏を記録したものになってしまった。だから、このCDを再生する事は今でもある種の感傷をも同時に再生する事にもなってしまう。 しかし僕にとって(そしておそらく多くのファンにとって)同時代で最高の「ライヴ・バンド」だったフィッシュマンズが残した純然たるライヴ・アルバムとしてはこれのみであり、やはり思い出すのはそのライヴの場がいかに素晴らしい高揚感とヴァイヴレーションに溢れていたかという事。あの「場」を追体験するのはどんな手段を用いても不可能だけど、そこに流れていた空気みたいなものはこのアルバムでかなり伝わるんじゃないかと思う。また「最後の」という事を抜きにしても、この演奏や歌の素晴らしさ、ユニークさは未だに風化する事は無い。
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
とにかく聴け!,
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レビュー対象商品: ’98.12.28男達の別れ (CD)
一音一音、意味のある音が濃密に続き、文字通り、音と楽しみ、もしくは音と戯れ、 新しい空間が脳内にふわーっと拡がる。 いま聴き返しても、西洋音楽と東洋音楽が入り混じった、 フィッシュマンズのこの音は、 世界中どこにも無い、バンドだということが良く分かる。 しかしながら、今振り返ってみると、 このテンションだと、どこかで休憩を入れないと、 どこかでバーストしてしまうことが、容易に分かっていたはずなのに、 98年の自分は、それが見抜けなかった。 自分がフィッシュマンズを見たのは、日比谷野音が最後で、 なぜ、12月28日この時に自分が、赤坂にいなかったと思うと、 大きな大きな悔いが残る1枚と思う。 泣けた。
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
永遠なる星の煌めき,
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レビュー対象商品: ’98.12.28男達の別れ (CD)
このアルバムに収録されたある一曲が、私の音楽遍歴において大きな変曲点となっている。その曲と同等以上の感動を伴う曲には、今後十曲と出会えないと予想され、聞き飽きてしまわぬようあまり聞けなくなっている始末である。 その曲とは、ロングシーズン。その名の通り、長い、長すぎる曲だ。しかし、計算しつくされた音の循環には決して飽きさせられない。どころか、聞いていて恍惚感を覚える。夏の陽射しと冬の吹雪に同時にさらされている感じでもある。 曲が終わってから拍手までの間に数秒の静寂が記録されている。一同唖然である。こんなライブが実際に存在したというのだから驚きだ。
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