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発達障害の子どもたち (講談社現代新書)
 
 

発達障害の子どもたち (講談社現代新書) (新書)

杉山 登志郎 (著)
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商品の説明

内容紹介

言葉が幼い、落ち着きがない、情緒が不安定。
育ちの遅れが見られる子に、どのように治療や養護を進めるか。
長年にわたって子どもと向き合ってきた第一人者がやさしく教える。


第1章──発達障害は治るのか
第2章──「生まれつき」か「環境」か
第3章──精神遅滞と境界知能
第4章──自閉症という文化
第5章──アスペルガー問題
第6章──ADHDと学習障害
第7章──子ども虐待という発達障害
第8章──発達障害の早期療育
第9章──どのクラスで学ぶか―特別支援教育を考える
第10章─薬は必要か


内容(「BOOK」データベースより)

言葉が幼い、落ち着きがない、情緒が不安定。そだちの遅れが見られる子に、どのように治療や養護を進めるか。長年にわたって子どもと向き合ってきた第一人者がやさしく教える。

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5つ星のうち 5.0 医師の思いのたけ, 2008/1/26
発達障害のある子を見続けて来た医師が、その豊富な経験に基づいて子どもたちにどのようなアプローチをすれば良いのか、何が問題なのかをかなり決め打ちしてくれる本です。「決め打ち」というと、一般にはあまり良い意味にならないかも知れませんが、「様子見」「見解が分かれる」「・・・なこともある」というような、この分野に関わらざるを得なくなった親が(主に公的機関に)相談に行った時に返される通り一遍のあいまいな回答に感じる不満を吹き飛ばしてくれる爽快さがあります。しかも、あくまでも子ども本位の視点で最善の策を講じ、その後の推移まで書いてくれているので、とても参考になります。
障害そのものの知識を得るためというよりは、障害を持っている人のより良い生き方の道筋を考えるための良著だと思います。
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44 人中、42人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 「お茶目な先生」との印象。, 2008/3/23
 もちろん、著者の杉山登志郎氏のことである。直接の対面は一度もなく、50人ほど入った会場で最後部席から講演を1回聴いただけの間柄だから、純粋にこの本を読んだ後での印象である。
 たとえば、第9章の中で、「日本の学校は、とてもよくやっている。むしろやり過ぎている。」と書いた15行後で、「さて、持ち上げた後に、今度は批判を述べなくてはならない」と、教育現場の混乱ぶりを指摘する。
 また第2章では、「脱線であるが disorder のこのようなニュアンスを正しく伝えることができる日本語はないだろうか。○○障害より○○失調のほうがまだしも良いのではないだろうか。知的失調症、広汎性発達失調症、注意欠陥多動性失調症など。読者のみなさんからの良い提案を期待したい。」と、国立大学教授を辞して臨床の最前線を選択したその人間性が、随所ににじみ出ている。

 「あとがき」によれば、講談社から執筆依頼があった時には逡巡したそうだ。その後で、次のように記されている。

 「返事をペンディングにしたまま臨床に追われる毎日を送るうち、他ならぬ発達障害外来の中で、あっと思うことが重なった。つまり、外来の臨床で障害児を持つご両親と話をしていて、本当に必要なことがきちんと伝わっていないのではないかと、著しくいらだちを覚える場面があったのだ。言い換えると、この情報化時代の中で、十分に行き渡っていないしかも障害児臨床において根本的に重要な問題が残されていることに私は気づいた。」

 発達障害についてほとんど知らない方にも、専門家の方にも、一読するに十分値する好著だと思う。(なんといっても、「新書」だから廉価なのがいい!)

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40 人中、38人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 こんな本を待っていました!, 2008/2/16
こんなにすっきりとまとまって読みやすい専門書は、めったにお目にかかれないでしょう。
発達障害に関わる全ての方に読んでもらいたい本です。

実際のケースを引用しての記述がありました。
長いスパンで幼児期〜就労までを見届け、その上で学校選びをどうしていくかという問題提起をされていました。
発達障害に長く関わった筆者だから出来ることでしょう。
場違いに差別や偏見と言う言葉を持ち出して「この子なら、普通学級でも十分やっていけますよ」と軽々しく言う幼児の専門家の方々には、もう一度考え直してもらいたいですね。
その子の人生を考えた時、その時々の道をどう選択していけばいいのか。
その子どもの特性、実情に合った進路を選んでいく一つの手がかりになる本です。

発達障害を持つ親にも、とても希望を与えてくれる本でした。
杉山先生、ありがとうございます。
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