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清水次郎長――幕末維新と博徒の世界 (岩波新書)
 
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清水次郎長――幕末維新と博徒の世界 (岩波新書) [新書]

高橋 敏 (著)
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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幕末維新の人物を収めた人名事典
ペリー来航から西南戦争までの25年間に、幕末維新の歴史を駆けた8500余人を収録した 『幕末維新大人名事典』。本邦初の最大数を収めた幕末人名事典の決定版。

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商品の説明

内容紹介

「海道一の侠客」と謳われた清水次郎長。維新期のアウトローを語るに、この男を措いて他はない。本書は歴史学の視点から、稀代の博徒の実像に迫る。血を血で洗う幕末の世。並み居る宿敵との死闘を乗り越え、時代の風を読み取り、しぶとく生き抜く。巷間知られる美談と異なる、無頼の武闘派のしたたかな生き様が浮かび上がる。

内容(「BOOK」データベースより)

「海道一の親分」を謳われた清水次郎長を措いて幕末維新のアウトローを語るに他はない。本書は歴史学の手法を駆使して、血で血を洗う並み居る強敵たちとの死闘を勝ち抜き、時代の風を読んでしぶとく生き残った稀代の博徒の実像に迫る。巷間知られる美談仁侠の虚像からは異質な無頼の武闘派のしたたかな生き様が浮かび上がってくる。

登録情報

  • 新書: 240ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2010/1/21)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4004312299
  • ISBN-13: 978-4004312291
  • 発売日: 2010/1/21
  • 商品の寸法: 17.6 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 無頼の武闘派としての実像, 2010/2/12
By モチヅキ (名古屋市) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: 清水次郎長――幕末維新と博徒の世界 (岩波新書) (新書)
 本書は1940年生まれの歴史民俗博物館名誉教授が2010年に刊行した本であり、天田愚庵(次郎長の養子)『東海遊侠伝』(1884年)を歴史学の視点から批判的に検証し、博徒清水次郎長(山本長五郎、1820〜93)の実像に迫ろうとした本である。次郎長は清水港の船持船頭の次男として生まれ、まもなく叔父の米穀商山本次郎八の養子となった。つまり彼は、富士川舟運で甲斐と結ばれた港町の、非特権的な新興商人の息子であった。しかし彼は養母との折り合いの悪さゆえか、博打と喧嘩に明け暮れ、1842年無宿者となって股旅暮らしを始めた。この頃から各地の親分の間で系列化が進行していたが、次郎長は旅先で個性的な子分を増やしてゆき、45年の庵原川出入りの仲裁、59年の乙川での裏切り者保下田久六の殺害、61年の石松の敵討(都田吉兵衛殺害)と菊川での手打ち式、その後の甲州博徒黒駒勝蔵との抗争を通じて、海道一の親分にのし上がってゆく。当時の日本は幕末の激動の渦中にあり、幕府は博徒を取り締まりつつ、治安維持のために利用してもいた。また尊王攘夷運動の激化とテロの横行は、博徒の兵力に目を付けた討幕派と佐幕派の双方からの博徒の召募を活性化させた。幕府に追われた勝蔵は討幕派として活動することになるが、結局政府に使い捨てにされ抹殺された。他方、次郎長は召募に応じず、戊辰戦争時には新政府と協力して清水の治安維持に尽力しつつ、咸臨丸事件の遺体処理で男を上げたが、駿府藩成立に伴って流入した旧幕臣の恨みも買った。しかし旗本山岡鉄舟との出会いは次郎長を改心させ、彼は富士山南麓開墾事業(挫折)や汽船割烹末広の開店などの生業を晩年に営み、74歳で畳の上で亡くなった。以上のように、本書は幕末維新期の経済史・政治史の流れの中で、偶像化される前の等身大の次郎長を描き出そうとした労作である。
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 幕末から維新の武闘派・次郎長, 2010/1/26
By 浦島たろう (茨城県取手市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 清水次郎長――幕末維新と博徒の世界 (岩波新書) (新書)
清水の次郎長こと山本長五郎(1820−1890)について知っていることは僅かだった。歌謡曲の♪清水湊の名物は、お茶の香りと男伊達・・・云々と、TVや映画で通俗化された姿ぐらいのもの。断片的な知識として明治維新時に東海道の治安確保に一役買ったということだけであった。
5章建ての本紙では、第3章まで、種本となった「東海遊侠伝」という本に則り、ヤクザ次郎長の手に付けられないほどの暴れぶりが活写される。武闘派という言葉がぴったりする。しかも、洋の東西、時の古今を問わず、ヤクザの闘いは凄惨だ。子分・石松が殺されるくだりや逆に仇を討つシーンの叙述は迫力があった。
一方、歴史家としての筆者の目は、黒船来航以降の幕末、維新の中で博徒の運命をきちんと位置づけている。また、名前のみ知っていた山岡鉄舟の生涯を跡付けてくれたのもありがたかった(4,5章)。第2章までは、少しクセのある、講談調の文体ですが、最後に近づくにつれ平明な語りとなって行きます。最初の方で読むのを投げ出さないで下さい。
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5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 静岡と合併して, 2010/3/21
By kaizen (愛知県) - レビューをすべて見る
(トップ50レビュアー)   
レビュー対象商品: 清水次郎長――幕末維新と博徒の世界 (岩波新書) (新書)
次郎長が岩波新書になるとは思ってもいませんでした。
静岡市と合併して、清水市がなくなっていくので、記念碑のようなものかもしれません。
歴史は苦手なので、書かれていることは、なるほどという感じです。

ps.
静岡県には、政令指定都市が、静岡市と浜松市。
浜松は、YAMAHA,SUZUKI、KAWAIなど、音楽とバイクの街として有名。
テレビの発祥である浜松フォトにクスなど、著名な産業がある。
それに比べて、静岡and/or清水は、漁業など、影が薄い。
次郎長が生きていたら、嘆いていたかもしれない。

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清水次郎長について読みたいとは思いません。明治の…と言えば「色川大吉」に行って恬淡としている礫川全次は全く期待いたしておりませぬが、高橋先生もそっちかい... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: ハンチクやろう

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