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予告殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
 
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予告殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) (文庫)

by アガサ・クリスティー (著), 田村 隆一 (翻訳)
3.4 out of 5 stars  See all reviews (10 customer reviews)
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Product Description

内容(「BOOK」データベースより)

その朝、新聞の広告欄を目にした町の人々は驚きの声を上げた。「殺人お知らせ申しあげます。12月29日金曜日、午後6時30分より…」いたずらか?悪ふざけか?しかしそれは正真正銘の殺人予告だった。時計の針が予告の午後6時30分を指したとき、銃声が響きわたる!大胆不敵な殺人事件にミス・マープルが挑む。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

クリスティー,アガサ
1890年、保養地として有名なイギリスのデヴォン州トーキーに生まれる。1914年に24歳でイギリス航空隊のアーチボルド・クリスティーと結婚し、1920年には長篇『スタイルズ荘の怪事件』で作家デビュー。1926年には謎の失踪を遂げる。様々な臆測が飛び交うが、10日後に発見された。1928年にアーチボルドと離婚し、1930年に考古学者のマックス・マローワンに出会い、嵐のようなロマンスののち結婚した。1976年に亡くなるまで、長篇、短篇、戯曲など、その作品群は100以上にのぼる。現在も全世界の読者に愛読されており、その功績をたたえて大英帝国勲章が授与されている

田村 隆一
1923年生、1943年明治大学文芸科卒、1998年没、詩人、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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11 of 24 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 予告に基づいた殺人が本当に行われ, 2009/3/17
By kaizen (愛知県) - See all my reviews
(TOP 100 REVIEWER)   
予告に基づいた殺人が本当に行われるとは。
はじめは冗談だと思っていたが、本当だったとは。

ps.
イギリスの田舎町は、こんなに地元の人は集まってパーティをやるものだろうか。
ミス マープルものは、イギリスの文化、風土とを知るのによいかもしれません。
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13 of 30 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 乱歩も絶賛、ミス・マープル物の最高傑作と評される作品, 2005/5/8
By gl510 - See all my reviews
(TOP 500 REVIEWER)   
この「予告殺人」は、「殺人お知らせ申しあげます」の名キャッチ・コピーであまりにも有名な、ミス・マープル物の最高傑作と評される作品である。

10月29日金曜日の朝、全戸配布の地方新聞の個人広告欄に、奇妙な広告が掲載される。「殺人お知らせ申しあげます。10月29日金曜日午後6時30分より…お知り合いの方のお越しをお待ちします」。

村人が、面白いゲームか何かと思いつつ、指定された家に集まり、居間の置時計が午後6時30分の時を告げたとき、突然、室内の電気が消える。激しくドアを開けて現れた男が懐中電灯の強い光で室内を照らすと、ピストルを発射する音が聞こえ、再び暗闇に包まれた室内は、大混乱に陥る…。予告殺人が、現実のものとなったのだ。

アガサは、この居間での某トリックについて、事前に、隣人一家を相手に実験まで行って確認したそうで、捜査の進展とともに、次々とあばかれていく事件の意外なからくりと仮面の下の村人の意外な素顔を組み合わせたストーリーは、緻密に設計されており、評判にたがわず、読み応えは十分だ。

ちなみに、本書については、日本でのクリスティー人気を不動なものにした評論として有名な、1951年1月号の雑誌「宝石」に発表された江戸川乱歩の「クリスティーに脱帽」の中で、乱歩が、「一読して、大いに感心した」、「オヤッと思うほどの出来栄えで、彼女の過去のどの作品と比べても、見劣りがしないと云っていいものであった」とのコメントを寄せたうえ、既読の28作品の中で、「大いに面白かったもの」8作品の一つに挙げ、「これを第二位に持って来てもよいとさえ考える。人によっては、この方を第一位のアクロイドより上位におくかも知れない」と絶賛している。

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5 of 12 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars マープルものではNo.1, 2009/5/13
By トーマの休日 (兵庫県西宮市) - See all my reviews
本書がミス・マープル登場作品の最高傑作であることは衆目の一致するところではないかと思う。自薦も含め作者ベスト10などには必ずといっていいぐらい挙げられる作品で、江戸川乱歩も作者のベスト8に選出しているし、森博嗣も『ミステリー工作室』の中で作者の作品3作のうちの1作としてとりあげている(ベスト3という意味ではないかも知れないが)。

冒頭で殺人案内の広告が掲載され、興味津々に集ってきた人々の前で殺人が行われるというプレゼンテーションで読者を引きつけておき、伏線を縦横に張り巡らした複雑な構成をとりながら、最終的には至ってシンプルな真相ですんなりと納得できる解決を示すのがいい。

本書の欠点は、メインとなる心理的トリックが、その宿命によりイヤでも犯人が露呈してしまうことにある。そのトリック自体は既に1930年代前半の比較的有名な作品でも使用されているが、その作品でも同じ理由により途中で犯人が露呈してしまう。要するに犯人に意外性がなく、マープルものNo.1であるのは間違いないにしても、作者ベスト10に挙げるのにはちょっと首をかしげたくなる。

ただ、本書で解き明かされる犯人の殺人動機というか犯行心理は、倒叙ものではないが犯人の側から作品全体を見通すとひとつひとつが実に納得のいくもので、江戸川乱歩が本書を高く評価しているのはそういう点ではないかと思う。

なお、本書に登場するクラドック警部は、後に『パディントン発4時50分』と『鏡は横にひび割れて』にも登場しており、ミス・マープルと最も相性のいい警察官である。後になる程に推理作品としての質が落ちていくのが残念だが(それでも『パディントン〜』は、読み物としてならマープルもの1、2を争う面白い作品である)、クラドック警部との共演シリーズとして楽しむのもいいと思う。
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3.0 out of 5 stars こういう題名が付いている時は
題名を原題に基づいて正確に書けば「殺人は予告されていた」である。こういう場合、犯人は自ずと決まっているものである。本作も例外とはなり得なかった。... 続きを読む
Published on 2006/10/28 by 紫陽花

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長いのは確かですねぇ。序盤の出来は確かにマープルシリーズの中では展開も早いし変な回りくどさは少ない。... 続きを読む
Published on 2006/10/23 by sack-sack

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Published on 2006/5/10 by Number

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Published on 2004/10/29 by 一陽来復

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